12月11日(金)東中野dhkトレーニングセンターにおいて、原田圭亮講師による都理協2009ニューヘアのデモンストレーションと解説が行われた。今年の都理協のニューヘアはパートスタイル。右と左でフォルムや質感、髪の動きなどを変え、それらをひとつのスタイルに融合させている。カットでは動きを出す方のパートは力強い毛束感を残すため、ベースのカットからスライドカットを多用。大胆に毛束を作っていく。逆に動きを出さない方のパートは、ベースカットの後セニングだけを施す。パーマは毛束をとり2回転させて縦に折り込む独特のピンパーマでエアリー感・動きを出す。ウィッグで技術解説していただいた後、すでにカット・パーマを施してあるモデルでスタイリングのデモンストレーションをしていただいた。左右真逆のフォルム・質感、またテーマのひとつでもある「その人への似合わせ」が見事に表現された素晴らしい仕上がりであった。これらの技術や考え方を普段の営業に取り入れることで、またひとつ仕事の幅が広がるのではないだろうか。会場は立ち見が出るほどの満員となり、最後は盛大な拍手で閉会となった。(通信 高松緑郎)