2018/09/21

平成30年9月20日 dhk富山支局「第10回サロン局講習」


9月20日(木)dhk富山支局(清水茂幸局長)では、高岡市の「ヘアーサロンふらっと」において「第10回サロン局講習」が行われた。

今回は金沢市で「Smile C.C.」を経営されている小伏脇隆ノ介先生をお呼びし、「メンズサロンヘアー」と題して、秋冬のトレンドを意識したサロンスタイルを支局会員をモデルにデモストを行って頂いた。


 セミナーは、「2018-2019秋冬」のトレンドを推測することから始まり、プロジェクターを使って分かりやすく解説された。

トレンドポジションでは、今シーズンはモダンからロマンティックにかけてのポジションに来ているそうで、トレンドを勉強しそれを仕事に生かすことが大切で、お客様に新しいスタイル提案が出来る技術者になれるようにしてくださいと言う事だった。

今回のヘアースタイルは、ツーブロックスタイルで、フロントをアップさせてジェルでハードに仕上げたものと フロントをバングさせてモデルの素材を生かしたフォワード調のものと2作品を作って頂いた。


先生は、普段のサロンワークでは似合わせと再現性を重視した仕事をするよう心掛けており、「丁寧に質感を調整することが大切」であり、また、「1/fゆらぎ」についてもお話があり、安らぎや癒しを追及する為にハサミやコームの運行リズムや触感を考えて仕事をされているとの事だった。

コームの運行やハサミの開閉の回数や音は、お客様にとって快適性の高いものでなければならないというお話では、触感技術である理容の奥深さを再認識させられた。


講習の最後に清水支局長より「トレンドを意識したヘアスタイルをお客様に提案できるように知識向上していきましょう」と挨拶を頂き講習は終了した。


(通信 清水茂幸)

2018/09/20

平成30年9月19日 DHK協同組合ゼミ 大野悦司先生をお迎えし講演して頂きました。


平成30年9月19日、DHK協同組合(能登谷組合長)では、9月の協同組合ゼミとして、ヘアサロン大野グループ代表 大野悦司先生にお越し頂き、「ヘアサロン大野グル-プの上質とは」そして「お客様目線に立ったお店創り・スタッフの育成方法」について講演して頂いた。

能登谷組合長の挨拶の後、早速講演に入って頂いた。


大野先生は、15歳から理容業界に入り、先代大野孝次郎先生が大阪支店出店に伴い、「待ち」の体制から「攻め」の体制の経営を学んだ。

現在、ヘアサロン大野グル-プは、東京の日本橋本店をはじめ、大阪、ベトナムのハノイ等に12店舗を経営している。


当グル-プの社是は「理容に於ける最高の内容と品位を高めるため常に努力し社会環境に貢献しよう」である。

「最高」とは、お客様にとって最高の内容を提供して行く事で、「品位」とは、地域や、時代毎に変わって来るとお店のコンセプトが決まって来るので、常に「最高とは」「品位とは」を考えたサロン創りを行っている。

いち早くポスレジを導入し、デ-タ解析を行い、空いた時間にスタッフをどう無駄の無いよう動かし、混雑時に人員確保するかをコンビニのように分析し、お客様に影響が出ないよう行っている。

これからの時代は、ヘアスタイルを創るだけじゃ勝負できない時代になって来ており、ミドル層に対して白髪染めではなくグレイカラ-を売る、お客様がサロンに来て頂きニュ-トラルの状態にしてあげるメニュ-等、当グル-プでは時間を売るようにしている。

入店してくるスタッフ達には、この理容師と言う素晴らしい仕事を一生して欲しいと思っており、まずは「体力」、そして「人間関係」「適正」を養って行きながら、「プロとは違う」と言うレベルまで研修でやっている。


2015年に、ベトナムのハノイに海外進出したが、ベトナムは日本に近く、皆勤勉であり、器用である人民性にまだまだ可能性があると言うお話しであった。

最後に大野先生から「現在創業85周年を迎えたが、100年経って初めて老舗と呼ばれる。日本橋で老舗と呼んで頂ける存在になって行きたいですし、これからも高価な技術料金が頂ける業界になれるよう寄与して行きたい。」と締めて頂き、参加者からの拍手喝采で講演は終了となった。



(通信 原田圭亮)

2018/09/15

平成30年9月14日 全国理容競技大会出場選手壮行会


平成30年9月14日(金)、dhk東京ヘアモ-ドアカデミ-(能登谷会長)では、9月の夜間講師ゼミとして「全国理容競技大会出場選手壮行会」を代々木の理容会館9Fにて行った。

第70回となる今年の全国大会は、10月8日に熊本県の「グランメッセ熊本」にて開催され、dhk競技部からは、「第2部門レディ-スカット・パ-マスタイル『Marge』部門」に東京都代表として、中森 善裕選手(仲山店スタッフ)が出場する。

そして、「第3部メンズカット・パ-マスタイル部門」に、千葉県代表で鈴木隆弘選手(花島店スタッフ)が出場し、dhk東京本部より2名の選手が出場する。


この壮行会は、dhk競技局が担当となっており、競技局小松崎部長の司会で壮行会は進行した。

第3部に出場する鈴木選手から、本番と同じタイムで競技がスタ-ト。

その競技中に、師匠である花島和久氏より「鈴木選手は、昨年の和歌山大会での敗北から悔しい思いをしてきた。モデル探しも妥協せず、各競技大会で実績を積んで来た。今年の全国大会では、優勝できるよう期待しております。」とお言葉を頂いた。

続いて、第2部に出場する中森選手がスタ-ト。

その競技中に、師匠である仲山裕明氏より「中森選手は、即行動し、直向きにここまでやって来た。全国大会では、優勝できるよう皆様のご支援、ご声援の程どうぞよろしくお願い致します。」とお言葉を頂いた。

両選手、競技時間が終了し、能登谷会長をはじめ、各トレ-ナ-より作品アドバイスを頂いた。

※選手作品は、全国大会前で守秘義務がある為、モザイクをかけさせてもらっております。ご了承下さい。


 

 
 

 能登谷会長より「選手達は、先日9月10日に箱根で合宿を行って来た。私も、箱根まで行って選手達の頑張りと、作品を見させてもらったが、まだ日にちはそんなに経っていないが合宿の時より作品の完成度が向上している。是非、本番では一番良い作品を作って下さい。」と締めて頂いた。


本日、この会場に集まった講師達から贈られた義援金が能登谷会長より、中森、鈴木両選手に手渡され、2人の選手よりお礼の言葉と、目標を発表し、会場からは拍手喝采と、エ-ルで送られ壮行会は終了した。



(通信 原田圭亮)

2018/09/13

平成30年9月10日 dhk新潟支局「第5回プロフェッショナル講座」


dhk東京ヘアモードアカデミー新潟支局(鷲尾支局長)では、9月10日(月)、新潟市中央区にあるデンカビックスワンスタジアム会議室で、「平成30年度第5回dhk新潟支局プロフェッショナル講座」を開催した。

当日は「酸性ストレートデザインセミナー」をテーマに、株式会社ヌースフィットの平尾仁彦氏による講習を開催した。

初めに、座学でグラフなどの資料を使い酸性、アルカリストレートの違い、酸性の還元剤GMT、スピエラの特徴、酸性ハイブリットの有効性などを説明した。

酸性ストレートは実際伸びるのか?仕上がりは大丈夫なのか?それを実証すべく、パーマをかけたウイッグを使い、チオ、スピエラ、GMT、ハイブリッドそれぞれをパートごとに塗り分け、会員皆でストレートアイロンを使用し仕上がりの違いを検証した。

ウイッグでは判りずらい部分もあったが、それでも明確な仕上がりの違いを感じた。


今日まで「酸性ストレートは伸びない」と感じていたが、GMTにはチオやチオシスでは不可能な酸性という特色をいかすことでダメージコントロールを可能にし、髪のトラブルを回避し髪質改善に繋げることも出来、毛先カールなどの新たなデザイン提案なども可能。

これによりメニューの多角化、例えば、プレミアムメニューとして高価格帯に設定することで他店との差別化ができ、営業にも貢献できるなど、参加者は各所で活発に情報交換を行った。


(通信 長部茂朝・佐藤史郎)

2018/09/12

平成30年9月10日~11日 「平成30年秋期dhk競技部合宿」in 富士箱根ランド


 
dhk競技局(丸山局長)では、9月10日(月)~11日(日)の1泊2日で、箱根にある「富士箱根ランド」にて、「平成30年秋期dhk競技部合宿」を行った。


来月、熊本で開催される全国理容競技大会に、dhk競技部所属の東京都代表 中森選手、そして千葉県代表 鈴木選手、富山県代表 米沢選手、dhk東京本部講師の岡山県代表 竹元選手の4名が全国大会に出場する。


その他選手を含め、総勢13名の選手が合宿に参加し、全国大会まで1か月を切った競技部合宿であった為、全国大会出場組が合宿を引っ張り、2日間気迫に満ちたトレーニングを各選手全力投球で行った。



今年も初日に、能登谷会長が会場まで来て頂き、コンクールをロジカルに解析し、目的を達成する為に重要なモチベーションの上げ方を自身の体験談を基に、選手への激励の言葉を頂いた。



今回の合宿で、各選手がそれぞれの目標を再確認し、充実した2日間を過ごす事が出来た。



平成30年10月8日(月)、全国理容競技大会が熊本で開催されます。

dhkから、全国大会に出場する選手達に応援をどうぞ宜しくお願いします。
 
 

(通信 丸山一樹)