2016/10/25

平成28年10月24日 dhk新潟支局「第6回クリエ-タ-コ-ス」

 

10月24日(月)、dhk新潟支局(小林裕支局長)では、平成28年度「第6回dhk新潟支局クリエイターコース」の講習会を開催した。

dhk新潟支局のメンバーであり、新潟県組合の県講師でもある木村祐康講師による、「ボブスタイルの実習」を行なった。


まずは、宇多田ヒカルさんをイメージした、前下がりのシャープなイメージのボブスタイルのカットを行ない、前下がりになるスライスの取り方、アウトラインのガイドの設定等、簡単にできる方法を教えて頂いた。


続いて、本田翼さんをイメージした、かわいらしいラインのボブスタイルをカットし、全体の丸みを意識しつつベースをカットしスライドカット、セニングで質感と毛量調整を行ない、スタイルを仕上げた。

スライドカットによって、コンケーブと、コンベックスを作り、前髪の毛流や毛束感を出す技法は印象的であった。

どちらもボブスタイルとはいえ、限られた時間で2スタイルの実習を行ったが、理解しやすいカット方法と丁寧な説明で、講習していただいた木村先生の人柄と、サロンでの親切な仕事内容が伺える講習となり、ベーシックな部分を再確認し、自信をもって営業で売れるスタイルのカット講習会となった。



(通信dhk新潟支局 佐久間 剛)

2016/10/21

平成28年10月20日 dhk富山支局「第11回サロン局講習」


10月20日(木)dhk富山支局(清水茂幸局長)では、高岡市の「ヘアーサロンふらっと」において「第11回サロン局講習」が行われた。

今回は石川県金沢市の㈱kracieインストラクターの小伏脇奈都子先生をお呼びし、ニューシェービングのデモストを行っていただき、支局会員は相モデルになりニューシェービングの実践を行った。
 
新しい替え刃にはバリ(加工する際に発生する突起)があるのでそれを研磨すればやわらかい刃あたりのシェービングができるということだった。


専用の研磨機で新しい替え刃の引き研ぎを片側4回行い、裏返して4回、そして表返して2回、裏返して2回、さらに表返して1回、裏返して1回研磨するのがこつだそうだ。

可動式バーレーザー(可動バーが刃の前面の皮膚を常に平らに保ちながら進行し、替刃を感じさせない滑らかで、心地よい感触のシェービングを実現する)に研磨した刃を入れてシェービングすると実にやわらかい刃あたりを体感することができた。


講習の最後に清水支局長より「理容独自のシェービングの付加価値を高め明日からの営業に役立てていきましょう」としめて頂き「第11回サロン局講習」は終了した。


(通信 dhk富山支局 手丸勝人)

2016/10/20

平成28年10月17日~18日 dhk60周年記念研修旅行 in 熊本


 
平成28年10月17日(月)~18日(火)にかけて、dhk東京ヘアモ-ドアカデミ-(能登谷会長)では、dhk60周年行事として「dhk60周年記念研修旅行」と題し、熊本へdhk講師23名で1泊2日で研修旅行を行った。

早朝、羽田空港から空路にて熊本空港に到着すると、空港ロビ-には熊本でヘアサロン(ARCH of hair Kumamoto)を経営しているdhk東京本部講師早野講師と、サロンスタッフの皆様が熱烈に歓迎し、私共一行を出迎えてくれた。

早野講師、スタッフの皆様、お出迎えありがとうございます!
お世話になりますが、どうぞよろしくお願いします!!

1日目は空港より移動し、あの「ドモホルンリンクル」で有名な「再春館製薬」の施設見学。

 
施設はとても広く、自然が多くあり、社員は8割が女性で、女性によりしっかりと仕事が出来る環境を提供出来るようにしている為、施設内には保育所が設置してある。

それも、保育所の中には、風邪を引いた子供が休める別室もあり、看護士が常に2名待機しており、働く女性としてとても良い環境だと感心した。

実は、「再春館製薬」は1993年頃に経営破綻に陥りそうになり、3か月営業停止にし、現在の西川社長に変わり経営方針を見直したそうだ。

凄い!すご~~い!!


常に「お客様満足度」を意識はしていたが、全てにおいて口先だけになっていき、突如多くの返品の山を目の当たりする事となり、この返品の山を社員にも見せ、さらに社内に展示し、このような事は2度と起こさないように心掛けているという。

おっと!上を見て下さい。「ドモホルンリンクル」って書いてありますよ!

また通信販売の為、オペレーターを介してお客様に接客する為、オペレーターの教育も目の届く管理をし、ランクアップ(昇進)には制服を変えたり、パート勤務を「マドンナ社員」と名前をつけ、社員の意識を高めており、「いかにお客様の立場になって対応出来るか」「お客様の言葉にはどんな背景があるのか」を考えさせて接客を行わせている。

海外にも出荷しており、言語の話せる社員も専用に常駐させたり、また、「自然に負荷をかけてはならない」という経営方針から、全ての電気をソーラーパネルを利用してまかなったり、生ごみは自社栽培の「畑のたい肥」にする等、自然への対応にも気を使っており、化粧品に対しても、「自然治癒力」を高める効果を考えて作っており、30才からの衰える年代の方からしか販売しないと徹底している。


話は書ききれないくらい、多くのことを語って頂き、それぞれのサロンや組織の中で大きく活かせると感じた。



そしてその夜は、dhk60周年記念の宴会が開催された。佐々木講師の司会で始まり、挨拶を根本憲一副会長に、またdhkが受賞した「賞」の発表があり、大いに盛り上がった。

 


 
 2日目は、夕方の便まで各自自由行動。それぞれが分かれ、熊本県や宮崎県など各名所を回り、震災の凄さを目で見て実感し、観光する事で復興に貢献できたら何よりも有難いと思った。

 
まだまだ復興にはほど遠く感じます・・・


         機内から撮影)  早野講師が飛行機が離陸するまで見送って下さいました!
          早野講師には、本当にお世話になりました!有難うございました。

今回の記念旅行では、サロンや、組織の為になる事、そして、熊本の方々の震災にあっても負けない力強いパワーに触れ、逆に私達が元気をもらって、dhk講師全員が帰京した。

dhk60周年記念に相応しい、素晴らしい研修旅行となった。

 
(通信 畠山 綾)
 
(PHOTO:武藤栄一 大久保房徳)
 
 

2016/10/15

平成28年10月14日 dhk夜間講師ゼミ&協同組合ゼミコラボ企画「フォトコン講座~淺賀カメラマン~」


平成28年10月14日(金)、dhk東京ヘアモ-ドアカデミ-(能登谷会長)では、DHK協同組合とのコラボ企画として、11月1日から「HairPhotoGraphicAwards2016」の作品出展が開始されるにあたり、カメラマンの淺賀百穀(あさか ももたけ)氏をお迎えし、「フォトコン講座」を開催した。


 淺賀氏は、元理容文化社のカメラマンで、理容文化社に昭和47年に入社した。RHPCも40年続き、dhkからも数多くのチャンピオンを輩出した話、また数多くの理容師の作品を撮って来たお話しを聞かせて頂き、講座に入って行った。


写真を撮影する際に、10カ条決まり事があり、ヘアスタイルを撮影する際に、「ライティング」が最も重要であるとお話しして頂いた。

 

お店で撮影する際、店内のライトは平面的になりやすいので、単体のライトを使うと良い写真が撮れ、モデルや、作品を考えたライティングが必要であると教えて頂き、ライティングの種類と効果を説明して頂いた。


 
 
 
 

合わせて、レフ版も重要だそうで、外撮影の時は大きめのレフ版を使用した方が良いと
教えて頂いた。

 

淺賀氏から最後に「良い作品を創れば、良い写真が撮れる。ご自分が使っているカメラの機能を良く知って、ライティングを大胆に、ポ-ズも大胆に写真を撮って下さい」と締めて頂いた。


会場には、入りきれない程の講師、お店のスタッフで満員御礼となった講座となった。


最後に報告事項として、DHK協同組合の根本組合長より「10月13日に、秋葉原コンベンションホ-ルにて約4万社ある東京中小企業中央会主催の組合にて「組合アイデア大賞」を受賞し、賞金を頂きました!」と報告があり、dhk夜間講師ゼミは全て終了となった。

 
 

(通信 原田圭亮)