2021/01/18

令和3年1月18日 dhk新年全国WEB講演会 「異業種から学ぶ~プロスポーツトレーナーの仕事」

令和3118日、dhk東京ヘアモ-ドアカデミ-(花島会長)では、コロナ感染に気をつけWEB配信する事で、新年全国講演会を開く事を行った。

本日は、一流スポーツトレーナーの㈱The StadiuM 代表取締役 山田晃広氏、そしてゲストに元なでしこリーガー 吉野有香氏をお迎えし「異業種から学ぶ~プロスポーツトレーナーの仕事」と言うテーマで講演を行った。

まず最初に、スペインリーグ・Jリーグ・なでしこリーグの選手達の身体をケアしてきた、一流スポーツトレーナー山田氏による、仕事に対する取り組み方や施術方法をご紹介して頂き、その後に本日のゲスト吉野有香氏より自己紹介をして頂き、山田氏、吉野氏とのインタビュ-形式で講演は行われた。

山田氏は、次世代プロスポーツトレーナの募集・育成・輩出にも力を入れており、吉野氏の選手側からの良いトレ-ナ-とは「身体のケアは勿論な事であるが、コミニュケ-ション能力が高く、目標を共有できる、心の中を打ち明けられるトレ-ナ-が理想」だそうで、相手の身体の様子や、体調、精神面を合せてあげると選手達の身体の動きが変わって来るそうで、それぐらいトレ-ナ-と言う仕事は選手達に寄り添わないと出来ない仕事である。


後半では、実際にスポ-ツトレ-ナ-の仕事とはどのような仕事なのかを、山田氏が普段やってる仕事を吉野氏にやって頂き、テーピングも用途によって様々な種類の物がある事を知り、試合前や、試合中も短時間で適格なテーピング技術を行わなくてはならなく、また脚や腕、肩のストレッチも行い、選手の体調や、精神面を支える・・・トレ-ナ-とはそのような重要な役職である事を知った。


そして、dhk齋藤局長も実際にテーピングをやって頂き、体験した。

最後に、今後の目標として吉野氏からは「京都にサッカ-チ-ムを立ち上げるので、女子サッカ-で日本を盛り上げて行けるよう、今計画を立てて準備を行っている最中です」とお話しして頂き、山田氏からは「優秀なスポ-ツトレ-ナ-を現場に送り込んで、アスリ-トの価値に貢献して行きたい」とお話しを頂き、質疑応答を行った。

異業種から学ぶことを、サロンにフィードバックさせるだけでなく、改めて理美容業の素晴らしさを再確認できる内容となり、人材不足に悩む理美容業界にヒントを与えてくれた素晴らしい内容のdhk新年全国WEB講演会であった。

dhk全国支局、新潟、富山、長野、静岡、名古屋、北九州、熊本、沖縄、の各支局長並びに、支局員の皆様、休日の朝からWEB講習にご参加頂き、有難うございました。

 

(通信 原田圭亮)

2021/01/09

令和3年1月8日 dhk夜間リモ-ト講師ゼミ  花島会長年頭挨拶・吉田昌央先生講演

令和318日、dhk東京ヘアモ-ドアカデミ-(花島会長)では、新年最初のゼミとなり、協同組合とのジョイントゼミとして、花島会長年頭の挨拶と、シェービングビューティ伝道家の吉田昌央先生をお迎えし、豪華2本立てのリモ-トゼミを行った。

最初にdhk花島和久会長より挨拶が行われ、

「本日から1か月の間1都3県が緊急事態宣言に入ったが、この難局を乗り越え2021年もdhkは『理容師、美容師の社会的地位の向上を図り、会員相互の親睦と事業の繁栄を通じ社会貢献する』という目的を具体的に実行し、『離れているけど離さない』そういう事業を行って行く。

昨年4月よりdhkも活動を停止し、9月よりオンラインでゼミを再開できるようになったが、本年はdhkの皆さんの自発的、積極的な参画と活発な議論を経て、ひとつになって進むべき方向性を示せるよう、充実した一年にしたい。

毎年3月に開催している「DHKフェスティバル」も選手やモデルさん達の安心・安全を考慮し、集まって行う競技は行わず、作品を写真に撮って送る形態での「DHKフォトフェスティバル2021」として開催する事になった。

若い理容師、美容師達に普段サロンでは出来ない、クリエイティブな作品創りを愉しんで取り組んで頂く事で自分自身も成長し、消費者が喜ぶ仕事に繋がると確信している。

dhkの長い歴史の中でも、大きな節目となるであろう2021年を皆さんと共に歩み、目的に向かって邁進して行く所存であります。」と年頭の挨拶を頂戴した。


その後に、吉田先生の「女性理容師が新しい扉を開く」と言うテーマで講演を行って頂いた。

女性理容師の魅力とは、成り手が少なく希少性が高く、即戦力があり稼げる技量を秘めた存在、顧客創造につながる存在である。

新しい機械とか、新しい商材を購入する話ではなく、今ある技術でメニュ-設計したり、見える形、言語化するとシェ-ビングメニュ-が広がる。

お客様は年齢層より、客群でコースプランを立てて焦点を絞り、女性理容師の武器を主役に持って行く事で、質を高めたラインナップで勝負できる。

「専門学校や、美剃師シェイヴィストの称号を与え、シェ-ビングの専任者を冠する事で高品質化し、好きを自信に変える風土醸成を行い、女性理容師を認めてあげる、理容師自身が変わる時、経営資源を見つめ直す事が必要になって来る」と講演の終盤を締めて頂き、質疑応答で吉田先生から新たなシェ-ビングの可能性のお話しをして頂き、本年も幸先良く始まった講師ゼミは終了となった。


(通信 原田圭亮)