2012/01/23

1月23日【dhk東京本部新年会開催】

東京本部の新年会が港区・赤坂『ヴィエイユ・ヴィーニュ マキシム・ド・パリ』にて開催された。あいにくの雨から雪の予想の中、講師・家族・来賓80名がdhk新年の宴に参集した。
能登谷会長は「震災からはや10ヶ月。dhkがボランテァ活動を行った南三陸町の復興はまだまだ・・・。経済状況厳しく競争の時代が始まった。やはり基本に帰り、存在理由を考える。サロンにお客様は何を求め、私たちは何が提供できるのか?dhkはステップアップして協同組合の活用でサロンの繁栄が業界の繁栄、社会貢献へと繋げてまいります。懇親の場となればと願っております」と挨拶した。
斉藤名誉会長は「吉田・飯田両先生ともご健勝でお過ごしのご様子。dhkも創設55年。心を一つにやって行こう。これまで同様のお付き合い、お力添えをよろしくお願い申し上げます」と挨拶をのべた。
来賓の堀 純氏(中央理美容専門学校校長)より「業界に人が入ってこない厳しい現状の理美容業界。だが決して衰退する事はない。成功者の集まりdhkががんばって若い人をリードして良い業界・大きなパイにしていただきたい」美濃部徹氏(〈株〉ガモウ社長)は「日常に感謝。先はわからない。技術は人、組織の力。生産力世界一の希望がある。理美容界のレベルアップに奮闘努力を希望します」とそれぞれに祝詞をいただいた。そして、dhk顧問甘利 明衆議院議員のメッセージを秘書の方が代読した。
dhk創設メンバーである江口英夫dhk名誉相談役の永年功労賞表彰式が行われ、能登谷会長よりトロフィーが贈呈された。同婦人に斉藤名誉会長より花束が贈られた。江口氏は「dhkは皆で勉強する会。講師ゼミ・科ゼミなど時・場所さまざま。若い講師を育ててください。私は私自身と競争する」と御礼の言葉をのべた。
乾杯の発声は滝川裕史氏(タキガワ〈株〉専務取締役)「美容から理容へと回帰の動きがあります。dhkの皆さんに期待しております」の挨拶の後、一同乾杯。
同店のフレンチ料理をベースにした創作料理を中央テーブルに運ばれ、しばし歓談。その自由な発想の料理を堪能した。来賓・メーカー・ディラー・ジャーナル関係者が次々と登壇し、dhkの2012年の活躍に期待する新年の祝詞をのべた。
根本憲一副会長の一本締めにてお開きとなった。
(通信:白田耕一)

2012/01/18

1月18日【協同組合ゼミ開催】

東中野のdhkトレーニングセンターにおいて、資生堂インストラクターである西村公二先生による『資生堂プロ:スーパーヒアルロン酸カラー アルガンオイルコース体験セミナー』が開催された。
資生堂から新発売された「プレミエンス」というカラー剤を使用し、簡単で失敗しづらい根元の新生部をぼかす方法を実際のモデルでデモンストレーションしていただいた。
モデルは根元約2センチの新生部があり、中間~毛先は11レベルの既染毛。
根元には9レベルのピンクで、4.5%の2剤を使用した。
リフトアップさせる場合は6%の2剤を使用するのが通常だが、染まりやすい根元などは4.5%でもある程度まではしっかりリフトアップさせることができるとのこと。
今回はモデルの髪質や求める明るさなども考慮したうえで4.5%を選択した。
まず新生部から塗布を開始。長い髪に明るいカラーを塗布する場合、根元は明るくなりやすいので注意が必要だが、2剤が4.5%なのであまり気にすることなくベタ塗りに近い感じで塗布していった。
根元塗布後、中間~毛先に先ほど根元に塗布して余ったカラー剤に、色味や明度をコントロールし既染部をレベルダウンさせるチューニングカラーを混ぜて塗布した。
今回使用したプレミエンスは高い保湿力を持つスーパーヒアルロン酸が配合されているのが特徴で、そのため水分が蒸発しづらいので放置タイム中にラップをしなくても良いとのこと。
放置タイム終了後、乳化のポイントなどをお話していただきながらシャンプーしてドライ。
根元の黒い部分が既染部となじみ、全体に潤いのあるやわらかい髪に仕上がった。
インストラクターの西村先生は、かつてはご自身も美容室を営むオーナー兼スタイリストとして活躍されており、即営業で役立ついろいろなカラーに関する知識や技術のお話をしていただいた。
充実した内容に、満員の会場からは盛大な拍手が上がり閉会となった。

(通信:高松緑郎)

2012/01/16

1月16日【dhk全国役員総会in新潟】

新潟県・新潟市ホテル日航新潟にて『平成24年dhk全国役員総会』が開催され、東京本部役員30名、支局役員21名が遠路参集した。
会議の冒頭、小林 裕新潟支局長が「遠路よりご参集に感謝いたします。今日一日よろしくお願いいたします」と歓迎の挨拶。
会議では能登谷会長より「震災後、不安定な景気の中のお集まりに感謝『強いdhkにする』をテーマに活動してきた。=コンテストで日本一=が暗黙の了解。dhkにはノウハウと行動力がある。これは支局も共通。沖縄全国大会に期待する。私たちは技術研究団体。無駄を削り感動を与える作品をサロンにフィードバックする。
経営のおいては生き残りの時代。お客様の求めているモノの提供とその適正な価格を検証しよう。三か月で出来るカット・シェービング・ヘッドスパ・ネイルのテキスト&マニュアルの作成。メンズのデジパーマ開発等、時代にあったdhkとして確実に実行をテーマに活動していく。職訓校も本部・支局のために活動してまいります」と挨拶と活動方針をのべた。
斉藤名誉会長より「今、時代の転換点と感じている。経済の回復。国家財政の悪化。円高と『明日がわからない』しかし何もしない訳にはいかない。情報交換し、元気で健康で意欲をもって前進していこう」と挨拶した。
出席の本部役員が紹介され、各支局が出席者紹介と報告を行なった。各支局とも地域に密着しさまざまな活動が報告された。
根本憲一協同組合理事長より「商材を協同で購買するネットシステムを構築中。技術面だけでなく、会員数の増加を目指す。技術・設備・ノウハウを生かしてお客様のニーズをくみ取り、安くて良いモノを提供して利益を上げよう。」と報告があった。
東京本部講師が紹介され、支局大賞は新潟支局。能登谷会長より小林支局長にトロフィーが贈呈された。次回(平成26年1月)開催は沖縄支局担当と発表され、拍手にて総会は終了した。
引き続き特別講演『ファインダーから見た自然~アマゾンと佐渡』が行われた。新潟在中の天野 尚氏(環境写真家)を迎え同氏が撮影した写真と共にお話を伺った。アマゾン河を遡上していく撮影旅行でのエピソードや佐渡の厳しい自然の中で育つ動植物たちを大判カメラで撮影した写真は迫力があり、画面からは急激に進行している地球温暖化に警鐘を鳴らすメッセージが感じ取れた。
天野氏は「環境問題に関心を持ってください。対象物と向き合い、綺麗だと感じる気持ちと日常を見つめることで新しい視点が見えてくる」と締めくくり、盛大な拍手にて講演を終了した。
会場を30階のバンケットホールに移しての新年会には新潟の業界関係者も集い、華やかな地元古町芸妓の新春をお祝いする踊りも披露され色を添えた。
能登谷会長は「新潟の皆さまに感謝いたします。素晴らしい踊りに感激した。今日の総会に遠く沖縄よりの出席者もあり、2月の全国大会に『強いdhk』として期待している。厳しい時代に対応するdhkはチャンスととらえ、技術と経営をサロンに反映させて、業界の発展を願っております」と祝辞をのべた。斉藤名誉会長より「新年は良い事があるよう、心新たに感謝と誓いをいたします。人としての生き方を考える時、経営も人生も同じ。皆さまに良い年にとお祈りいたします」と挨拶があった。来賓の早川幹夫氏(新潟同組理事長)は「若いdhkの人たちを拝見して頼もしく感じた。日頃よりdhkさんにはお世話になって感謝いたします。若い後継者育成にご尽力いただき、儲かる商売であるとアピールをお願いする。7月の関信越大会の開催県でございます。明るく元気な年でありますように」と祝辞をのべた。(有)ユニゾン(燕市のハサミメーカー)社長吉村之宏氏「皆さまのご健康とご繁栄をお祈りいたします」の発声で乾杯した。
ホテル自慢のお料理に加えて酒どころ新潟ならではの日本酒のコーナーも設けられ、和やかな宴となり各支局が持ち寄った地元特産品が景品のビンゴゲームでは歓声が上がり、良いお土産が出来ました。
新潟支局の皆さん、ありがとうございました&おつかれさまでした。感謝!
(通信:白田耕一)

2012/01/13

1月13日【dhk講師ゼミ 能登谷会長所信表明】

今年 第一回の講師ゼミが1月13日(金)、代々木全連にて開催された。恒例の「能登谷会長の所信表明」当夜は講師50名が出席した。
能登谷会長は震災の後「足るを知る」の言葉をかみしめている。dhkがボランテァを行なった被災地南三陸町の現状は当時とあまり変わらないと聞いている。
私たちの業界は互に競合から、今、競争の時代に入り、ブランドが通用しない時代。厳しい時代に生き残りをかけ真剣に商売を行わなければならない。
はたして私たちは「お客様の求めているモノを提供しているのか?」「それは、適正価格か?(安売りではない)」を再考しよう。
経済状況についてもいわゆる常識やメディアをそのまま信じない。データのみを信じる。
生き残りをかけて・・・。固定費を減らす。人件費を減らす(賃下げではない。個々の人材を活かし働いてもらう)

●2012年dhkでやる事
 ・新人対策3ヶ月プロジェクト
三ヶ月でカットデビュー
 〃 顔剃り出来る
 〃 リアシャンプー出来る
メンズネイル促進(専修学校卒業者は検定3級程度の資格を持っている)
メンズの新しいアイロンパーマ技術の開発
講師局・協同組合合同でテキスト・マニュアル作成。各サロンにて活用&訓練「お客様目線で料金設定」する。
私たちは研究団体。時代を先取りしサロンで活用。集合体の力で時代を乗り切ろう。
クラシエさんよりシェービングジェルのお土産(モニター依頼)も配られ、dhkの2012年がスタートした。
通信:白田耕一