2010/06/28

6月28日~dhkプロフェッショナル講座~

6月28日(月)東中野のdhkトレーニングセンターにおいて、
齊藤哲也講師による「POP入門講座」が開催された。

齊藤講師は28歳までサラリーマンとして百貨店に勤務していた経験を持つ。

サラリーマン時代、客としてヘアサロンに行ったとき感じたことは「目が退屈」だったこと。

だから今は「いかにお客様の目を楽しませるか?」ということを常に考えているとのこと。

目を通してメニューや商品を楽しんでもらいたい、お店のことをもっと知ってもらいたいのだという。

講座ではPOPの役割や必要性・種類・注意点の説明のほか、
店の前を通る通行人に取ってもらうための置きビラやヘッドスパを紹介する立て看板など、
いろいろな状況に応じたPOPの活用法をお話していただいた。

また齊藤講師はPOP制作の際に自ら絵を描いているそうで、
絵の描くためのワンポイントアドバイスをお話していただき、
さらにそのすばらしい作品の数々も見せていただいた。

とはいえ、すぐ上手に絵が描けるようになれる人ばかりではないのも事実で、
自分で絵が描けない人のためのアドバイスもいろいろとお話しして頂いた。

サラリーマンとして培った経験を活かし、理容業界からは少し違う角度からの視点と、
その実績に基づいたお話にはとても強い説得力が感じられた。

会場は満員御礼となり、最後は盛大な拍手で閉会となった。

(通信:高松緑郎)

2010/06/14

6月14日 2010 東京大会開催

6月14日(月) 豊島区池袋サンシャインシティ内コンベンションホールにて
TOKYO E・toco’10  52nd Hair Competition」
(第52回東京都理容競技大会)が開催。
dhkからも講師・スタッフ多数が全国大会を目指し出場した。

結果は次の通り・・・

 第2部門 レディスカット・モードカテゴリー
  第3位 近 和也
 第3部門 TRICK
  第4位(敢闘賞) 瀧代正男(若林店)
 
*神奈川県大会*
第3部門 TRICK
  第3位 小松崎淳司  敬称略

以上の講師・スタッフが7月6日(火) 長野県・松本市で行なわれる「関東甲信越大会」に都・県代表として出場する。ご健闘をお祈りいたします。
選手・モデルの皆さまお疲れさまでした。

2010/06/11

6月11日 dhk夜間ゼミ



611()東中野トレーニングセンターにおいてdhk夜間ゼミが行われた
理容においての付加価値をつけるものとして、大きなアピールポイントになるシェービングを最大限に活かすには満足だけではなく、感動まで持っていく事が大切
その感動までの手順をビフォーからアフターまでのそれぞれの理由を踏まえたうえでクラシエのインストラクターによりマイルドシェーブの講習が行われた

行程としては以下の3つに分かれる
クレンジング→男性は皮脂が出やすい上に石鹸で洗う率が低いので老廃物がたまりやすく汚れやすい。なので、肌のキメを整えるためピーリングを行う必要性がある事を伝えてクレンジングをしていく。

クレンジングは手当てをするという感覚でしっかりと手のひらを使ってメンタルテンポ
(脈拍のリズム)で行い毛穴に逆らって脂を揉みだすように行う

→筋肉をほぐし、肌を柔らかくしてシェービングをしやすくする
(マッサージクレンジング)

※化粧品は弱酸性を使用。肌に優しく殺菌効果もあり、ふきとりも簡単にできる。

 →新しい提案につながる





シェービング(※今回省略)


ローション、ミルク

ケミカルピーリング、つまり新陳代謝を促進させる
肌に水分が残らないと老化につながる→水分が不足していると栄養を与えても栄養が染み込んでいかない・・なので、ローションが必要になってくる
マッサージなどで血液循環がよくなったあと、ローションによって皮膚表面を一気に冷やしてあげないといけない
(開いた毛穴を閉じ血液循環を良くするため)
そこでローションマスクで一気に冷やす事が効果的になってきます。
但し、目の周りは血液循環が悪いので目だけは温めておく事!シワの原因になります
※スチームも肌の栄養素が抜けていってしまうため
15分までにしておく事



まず、シェービングは自分でやる事よりも状態を悪くしてしまうとマイナスのイメージになってしまうため、できるだけ不快になる要素を減らしていかなくてはならない
そして、口下手な男性が「気持ちよかった」と言ってもらえる技術であり、気持ちのいい事は時間を削られると嫌がられる部分になるため、他店との差別化にもなるメニューとなってきます。そのような理由から『ゆっくり、やさしく、丁寧に!』が一番大事になってくるとの事でした。
お奨めとしては料金を通常料金の他に
2つのコースを作り、お迎えする料金体系を三つに分けておくとお客様も選べる楽しみが増え、売上げUPにもつながるとの見解になってきます。

他店との差別化としてシェービングの特徴を最大限に活かした今回のサービスとしてコストは183円。これを差別化としての投資として考えてみると大きなお店のアピールポイントになるのではないでしょうか?

≪レポーターのコメント≫
今回の講習では理容の特徴であるシェービングを最大限に活かした癒しメニューで参考になる所がたくさんありました。個人的には緑の厚地のバスタオルを使う事での視覚的癒し安心感、そして技術者にはついつい忘れがちなお客様の首の疲れを考慮した背もたれの倒し方や、枕の当て方の考え方などが勉強になりました。小さな積み重ねがサロンの特徴を作り、癒しのメニューとしてお客様のイメージに残るのだと考えます
今回クラシエさんの一つのメニューへの特徴として気配りがとても見え、大きな武器になると同時に今あるメニューの見直しにも役立つと感じました。

<通信 志賀淳吾>