2025年(令和7年)9月17日(水)、DHK理美容協同組合(花島組合長)では、代々木の全理連ビルB1会場に於いて、中小企業診断士、ITコ-ディネ-タ-である、サカモトマネジメントオフィス代表の坂本ゆみか講師を招聘し、「DXの概要と理美容業の取り組み事例」について講演いただいた。
まずは、坂本講師より自己紹介をしていただき、早速講演に入っていただいた。
そもそもDXとは何か?から説明していただき、DXとはデジタルトランスインフォメーションの略で、人々の生活のあらゆる側面に影響を及ぼし、企業がデ-タとデジタル技術を活用し、組織、プロセス、企業文化、風土を変革し、競争上優位性を確立する事で、変革し、成長し続ける事を目的にしている。
そして、ITとDXの違いについても詳しく説明していただき、中小企業は年を追うごとにIT化やデジタルシフト化が進んでいる。
また近年では、AI(人工知能)が進み、身近な所では生成AIが発達し、文章の作成や、写真、イラストの生成や音声の生成が得意で、テ-マを投げると文章を作ってくれたり、画像も同じくそのテ-マに沿った画像を作成してくれる。
このようなデジタル化が進んだのは、コロナ禍になり世の中が変わった事が切欠で、人手不足になった事で加速したそうである。
最後に坂本講師より「DX導入にあたり、国や各都道府県に支援してくれる機関があるので、そういう所に聞いてみたり活用していただき、大きく考え、小さくスタ-トする事から始めてみて下さい。」と締めていただき、9月の協同組合ゼミは盛況の中終了した。
(通信 原田圭亮)