2009/11/03

10月22日 dhk・都理協合同ゼミ

10月22日(木)代々木の全理連ビルにおいて、dhk・都理協合同で株式会社TSKプランニング代表取締役の立川昭吾先生をお招きし「今、求められているサービス業の生き方」をテーマに講演を行っていただいた。
立川先生は企業再生のパイオニアとして企業の危機管理に関するコンサルティングを数多く手掛けている。
また、かつて「ミッドナイト・ラン研究所」を作り夜逃げを教えていたら面白がられ、映画「夜逃げ屋本舗」のモデルになったとのこと。
いろいろなお話をされていた中で印象に残ったのは、これからのサービス業はE・G・S・S。Eはエンターテイメント=魅せる。Gはゲーム=遊び心。Sはソフト=サービスの中身。もう一つのSはスポーツ=動き。
価格の勝負をするのではなく、コンセプトを決め付加価値を付けていくことが大事だという。
その他お金を稼ぎたければお金について詳しくなり、大切に扱うこと。千円札の裏にはなにが書いてあるか知っているか。財布にお札を入れる時に、向きをそろえて入れているか。
お金を粗末に扱うものにはお金が入ってこないのである。
最後に、「理容がダメだと言っている人に言いたい。理容業界は無くならない。あんたの店が無くなるのだ!」との言葉で講演を締めくくった。
会場は満員御礼となり、立川先生の力強く説得力のあるお話に、dhk・都理協の講師、オーナー、スタッフからは盛大な拍手が上がり閉会となった。
(通信:高松緑郎)