
今年の都理協ニューヘアのテーマは「クラシックエレガント」。
グラデーションベースのスタイルにランダムな動きのあるパーマを施すことで、シルエットとウェーブ感でエレガントさを演出している。
またパートスタイルにすることで、大人のクラシックな雰囲気を出すとともに、ヘビーサイドとライトサイドのアシンメトリー感も表現している。
デモンストレーションでは、ウィッグを使ってカット・パーマの手順を解説していただいた。
上部の髪の束感を強調することと周りをすっきりタイトにするためツーブロックにし、梳きバサミはなるべく使わず、ストロークカット等で毛先に力のある毛束を作っていくこと。そしてワインディングでの注意点等を分かりやすく解説していただいた。
最後の仕上げでは人間モデルを使い、スタイルコンセプト通りのスタイルに仕上げていただいた。
カラーリストである原田講師は、スタイルコンセプトに合わせたグレーオングレーの衣装をチョイス。
カット・パーマの技術だけではなく、総合的な似合わせの考え方等も勉強できた講座であった。
会場は満員御礼となり、最後は盛大な拍手で閉会となった。
(通信:高松緑郎)