8月22日(月)18:30よりトレセンでプロフェッショナル講座が行われました。
今回は小松崎 淳史講師による「ヘアスタイルの似合わせはシルエットマジック!!」
まずは、頭の骨格のことから話が始まり、「お客様の頭を見てみると、ほとんどの方が左
が張っています。頭はよく使う脳が発達し、張ってくるのです。とくに日本人は左側がおおいのだそう・・・。脳との神経は逆に成り、右利きや言語をつかさどるのは左だという。
しかし、その逆もあり、小松崎講師が以前勤めていた場所が駒場東大前のお店で、そこに来店する駒場東大生は右側が張っていたという。
そんな頭の特徴が他にもさまざまな骨格があり、頭蓋骨は23個の骨で繋がっており、それが寝ぞうや生活習慣で変わってくるそうです。
更に、昔と現代の人の骨格を見比べると顎がだんだんシャープになっている。
頭は頭部と顔面に分けられ、それぞれ四角型・丸型・細型、凸型・平型・凹型があり
その型に対してのヘアスタイルを四角いシルエット、丸やひし形シルエットで合わせていく。
また、似合わせを見るときには「対比のバランス」「集合のバランス」があり、それぞれ調和されるか・・・、一方に意識を向けるのか・・・というバランスを考える。
細顔には細長いシルエットは調和・・・という風に。
更に、顔のゆがみを長方形と平行四辺形でたとえ、2本の対角線が等しくなるように
バランスを取ることが大事と言っていた。
他にも目の錯覚や習性、「遠心性と求心性」からのフェイスラインの創り方、
「同化作用と分離作用」などたくさんのシルエットマジック理論を講義していただいた。
私たちが仕事をするうえで、こういった知識を持つことは、お客様の為にもなり、技術者自身もカリスマ性が磨かれて行くでしょう。と小松崎講師も言っていました。
昼間の授業を終えた後ではあったが、笑いあり、楽しく、為になる時間と成りました。
(通信 里村 綾)