2012/07/18

7月18日【dhk組合ゼミ】

7月18日(水)東中野dhkトレーニングセンターにおいて、資生堂による新製品の紹介と、dhk志賀講師による「なぜ今、店販販促が大切なのか?」と題した講演を開催した。
資生堂の新製品紹介では、「メーキャップステップに発想を得た、独自のヘアメーキャップシステム」というコンセプトで、下地作り、ベース作り、仕上げの3段階に分けたスタイリングを提案。各ステップのために新開発されたスタイリング剤を紹介していただいた。
志賀講師の講演では、以前の3倍増の店販商品を売っている店販販促に対する考え方やお客様へのアプローチについてお話していただいた。
商品を売る目的とは、それによってお店側が利益を得ることももちろんだが、お客様がその商品を使って美しくなったり、快適なヘアライフを送ることができるようになってもらうことも大切である。そのことを履き違えてしまうと、お客様には必要のない余計な説明をして不快な気分にさせてしまったり、お客様に「買わされた」と感じられてしまうこともある。
お客様の髪や頭皮に対する悩みをうまく引き出し、それに対してしっかりした知識を身に付けた上で対応し、そのお客様に合う商品を提案する。そうすることで信頼感を得ることができ、お客様が商品を使うたびにお店のことを良いイメージで思い出してくれるというメリットもある。
不景気である今でも、着実に売り上げをあげている志賀講師のお話は大変説得力のあるものであった。
(通信:高松緑郎)