2013/03/11

3月11日【2013 DHKフェスティバル開催】

3月11日(月)、高田馬場アリミノホールにて『2013 DHKフェスティバル』が開催。全11部門に300名の選手が出場して、各部門で熱戦が展開された。
東日本震災発生当時より被災者・被災地に心を寄せてきたdhkが震災から2年目の当日にあたり、犠牲者を追悼し復興を願うパネル展示。被災地から同業者を招待してのメッセージ発信など追悼イベントも行なわれた。
今回はウイッグ部門とモデル部門の二部構成で開催され、それぞれ競技から表彰式まで別けての開催となった。
ウイッグ部門表彰式の冒頭、犠牲者の方々を追悼する黙とうが捧げられ、能登谷会長は「関係各位の皆さまに感謝いたします。若い感性を拝見させていただいた。今後とも個性を伸ばして成長に期待します」と挨拶した。
各部の優秀賞からスクリーンに作品と名前が映し出され、歓声と拍手が会場各所から上がった。各部門優勝、準優勝、第三位選手にメダル・ディプロマ・トロフィー・副賞が能登谷会長より贈呈された。
会場を再び競技会設営に戻してのモデル部門。各部門に華やかで個性的な素晴らしい作品が続出した。
会場ロビーでは能登谷会長、特別審査員の高橋幸枝さん(宮城県南三陸町)、戸田浩生さん(福島県いわき市)による記者会見が開かれ「現地の復興にはまだまだ時間がかかります」「生かされた私たちががんばってまいります」と力強くメッセージをのべた。能登谷会長は「3・11を忘れないで息の長い支援を続けてまいります」と語った。
表彰式に先立ち、日本芸術高等学校(東京都・国分寺市)フラガ-ルズの皆さんがフラダンスを披露してくださいました。彼女たちはスパリゾートハワイアンズのフラガールの震災に負けない姿に感動し、自分たちに出来る事は何かと考え、同様なキャラバンを始めたそうです。大きな拍手が会場に広がった。
モデル部門表彰式でも黙とうを捧げ、能登谷会長より「関係各位の皆さまに御礼申し上げ、私たちは仕事で社会に貢献いたします。今日の作品を糧に何回もチャレンジして、皆で元気な日本を創りましょう」と挨拶して結果発表。
スクリーンに作品と名前が映しだされる度に歓声と拍手が湧きあがり、入賞者にメダル・ディプロマ・トロフィー・副賞が能登谷会長より贈呈された。チャンピオンには全国大会種目は賞金5万円。DHKグランプリ部門に10万円の賞金が贈呈された。
フィナーレではチャンピオン・モデルがステージに勢ぞろい。大きな拍手にて終了となった。
当日設置させていただいた「東日本大震災義援金」募金箱にご来場の皆さまより、
¥59348-の募金が寄せられ、日本赤十字社を通じて被災地に寄付させていただきます。
*全作品・大会成績・審査講評がdhkホームページhttp://www.dhk.or.jp/にてご覧いただけます。
(取材:白田耕一・小島孝康・大久保房徳)