6月28日(月)東中野のdhkトレーニングセンターにおいて、
齊藤哲也講師による「POP入門講座」が開催された。
齊藤講師は28歳までサラリーマンとして百貨店に勤務していた経験を持つ。
サラリーマン時代、客としてヘアサロンに行ったとき感じたことは「目が退屈」だったこと。
だから今は「いかにお客様の目を楽しませるか?」ということを常に考えているとのこと。
目を通してメニューや商品を楽しんでもらいたい、お店のことをもっと知ってもらいたいのだという。
講座ではPOPの役割や必要性・種類・注意点の説明のほか、
店の前を通る通行人に取ってもらうための置きビラやヘッドスパを紹介する立て看板など、
いろいろな状況に応じたPOPの活用法をお話していただいた。
また齊藤講師はPOP制作の際に自ら絵を描いているそうで、
絵の描くためのワンポイントアドバイスをお話していただき、
さらにそのすばらしい作品の数々も見せていただいた。
とはいえ、すぐ上手に絵が描けるようになれる人ばかりではないのも事実で、
自分で絵が描けない人のためのアドバイスもいろいろとお話しして頂いた。
サラリーマンとして培った経験を活かし、理容業界からは少し違う角度からの視点と、
その実績に基づいたお話にはとても強い説得力が感じられた。
会場は満員御礼となり、最後は盛大な拍手で閉会となった。
(通信:高松緑郎)