5月13日(金)代々木の理容会館9Fにてdhk協同組合と合同による「毛髪科学理論講習」第三弾を、ヌースフィット社 亀が森社長をお招きし、講演を行って頂いた。
前回の復習とともに今回は正しい成分の扱い方からみる製品の使い方を特に『シャンプー』と『トリートメント』について詳しく説明して頂いた。
亀が森社長が全講習を通して言われている、『髪を傷ませない工夫』その工夫としてホームケアではシャンプーが『主』でトリートメントが『従』として考える事。つまり、キューティクルはウェットの時が最も毛羽立つ為、シャンプー時に髪がギシギシする物は髪を強く毛羽たたせ、こすれる事で傷めてしまう為避けなくてはならない。
その理由からシャンプーはきしまないシャンプーを使い、傷みにくい髪を作る必要がある。そして痛みが無くなればトリートメントをする必要もなくなってくる、と考えるのがベストとの事でした。
その他、髪の等電点と界面活性剤の性質と毒性・安全性について語って頂いた。
今回の講習も私たちの持つ知識の曖昧さと思い込みを払拭し、正しい知識としてお客様に伝える事のできる内容となり、また正確に伝える事の必要性を再確認させて頂いた講習となった。
(通信:志賀淳吾)