2013/01/11

1月11日【講師ゼミ 能登谷会長所信表明】

 本年度第一回目の講師ゼミが11日(金)代々木全連にて能登谷会長による『平成25年所信表明』を本部所属講師65名が出席し開催された。
能登谷会長は強いdhkを目標に会員の経営、チャンピオンをつくる活動を今後も継続していく。
今が景気の底と感じている。新政権による経済政策の効果が私たちにも感じられるのは概ね2年後位ではないかと思う。さらなる経営努力が必要である。
私たちは常に「お客様のために」と思っているが、はたして本当に実践しているのか?お客様の困っている事を解決実現していく行為それが「本質」
お客様の「自分のライフスタイルを満足させる為」に来店されるが、個々のスタイルは異なり高いサロン・安いサロンと選別する。サロンに+α(笑顔・人格・情報他)がないと来店には繋がらない。しかしこれはあくまで『従』『主』はやはり技術である。

サロンロイヤリティー(忠節心)を向上させよう。お客様があなたのサロンに「忠誠」するのが良いかたち。逆にあなたがお客様に忠誠(価格下げ等)するときりがなくなりサロンは潰れてしまう。
その要素は・・・。
・安さ 品質×売価=適正価格(技術の安売りは厳禁)
・豊富さ 百貨店からPB(プライベートブランド)へと多様化。
     そこにしか無いモノを求める心理
・速さ マクドナルド・吉野家等
・便利さ コンビニ等。近い・気軽・気楽
・清潔 きれいなお店を選択する。
「ありがとう」と言われるサロン。お客様の求めているモノがそこに在る事が大事。

企業・組織のサイクルはおよそ60年と言われている・・・。
創世記→成長期→熟年期→衰退期 私たちはそこに存在する事が大事。
・フォーマット 業種→業態へと変化する。
(理美容業からな理美容総合サロンを変革させる)
・価格 適正価格の維持。
・品質 絶対的品質(これしかない)→相対的品質(用途に合わせる)へ
・提供方法 立地(商圏の設定 大・中・小)理容はほとんど小商圏
      駐車場(クルマ社会への対応)→いわゆる○○商店街の衰退
      適正規模 サロンの大きさ→固定費の設定
・アソートメント&コーディネート 色々なモノ・事を組み合わせてお客様に提供する(男性化粧品店販・ネール&エステ技術等)
お客様は何を考えているのか?何が欲しいのか?を的確につかみそれを提供出来るサロンスタイルを構築することが、今、求められている。

サロンを変える。当然不安もある、決定する力の根源は知識の豊富さである。繁盛店と自己サロンを比べると(地域の美容を含む)自店の弱点・欠点が見えてくる。足りない・直せる所は『まね』をしよう。その際、一番大きな問題・困った事を解決する。ただし計画的にクリアすることが肝要。

強いdhkを目標に活動してきた。昨年はカット・シェービング・シャンプーと新人にも対応できるマニュアル作りが形となった。本年は『アイロン』をメインテーマとする。dhkにしか出来ない新しいアイロン技術の提案・実践。併せて当然『全国チャンピオン誕生』を柱としてこの25年度も活動していこう!
能登谷会長は所信を表明し、出席講師一同大きな拍手をもってこれに応えた。新年総会の連絡事項が伝えられ、dhkの平成25年度がスタートした。
(通信:白田耕一)