2013/04/01

4月1日【協同組合 合同入店式開催】

4月1日(月)午前10時30分より、東中野トレセンにて『平成25年度dhk理美容協同組合合同入店式』が開催された。
当日は今春より各dhkサロンに入店した新人8名とオーナー、dhk理事・役員、組合員9名が出席。
根本組合理事長が「皆さんは社会人・プロとして仕事を覚え、お金を頂戴する。最近は機械化が進み、いわゆる職人が少なくなっているが私たちの仕事は機械化出来ない。ドイツにおけるマイスター制度。師弟関係の良さを発揮して独立への道を歩んでいただきたい。
守・破・離(しゅはり)の言葉。意味は真似る、自分のモノを加える、自分のオリジナル。仕事を覚えていく過程を表している。皆さんは守の段階。オーナーや先輩の所作、振る舞いを真似てください。そして一生の仕事として努力していただきたい」と挨拶した。
町田副会長より「dhkには何人もの全国チャンピオンがいます。全員が『チャンピオンになる』を目標にしてあきらめなかった。皆さんも何か自分自身で目標を持ってください。
私は一昨年の東京マラソンに出場して完走。その後店に戻って仕事をしました。他のランナーは完走が目標でそこで終わり。私はゴールしてサロンに戻って仕事をするのが目標でした。きつかったけれどもこれが自慢です。チャンピオンになれても大切なのはその先。dhkの仲間として諸先輩~私たち~後輩~あなたへと伝えまいります。
一つの事が出来る人は他の事も出来る。両親・家族・サロン・地域など多方面のいろいろな事もうまくこなせるはずです。その為には自身のレベルを上げなければなりません。積極的な自分になり、始めた事を途中で止めないそうすれば必ず良い事があります。dhkがそれを証明しています。
技を覚える時は腕で聞く、理論を学ぶ時は頭で聞く、そして心で聞く事が大切。
自分の決めた事が守れない人は失敗します。まずは朝決めた時間に起きる事を実行してください」と激励した。
緒方利夫オーナーが代表して「自分自身の『メニュー』を数多く持ってください。それがプロとして経営者として成功する秘訣です。メニューは日常生活の中でどれだけ拾えられるか?努力してください。
A・・・笑顔 K・・・謙虚 B・・・バカになる。3つの頭文字を贈ります。特にBは大切で自慢をしない。人の話を聞く。
皆さんが厚いメニューを持てるまで顔晴(がんばれ)」と挨拶して、出席オーナーが一言ずつ激励の言葉をのべた。
先輩の歓迎挨拶は池田愛美(まなみ)さん(仲山店)「dhkで色々勉強しています。昨年全国チャンピオンになられた今先輩の姿を見て、dhkは楽しく、厳しい所。常に向上心を持ってがんばる『dhkイズム』を持って私も立派な技術者・講師になれる様に頑張りますので、皆さんも一緒に頑張りましょう」と自らの目標発表を兼ねて挨拶した。
新人が一人ずつ前に出て、自己紹介と目標を発表。それぞれ拍手にて歓迎した。
集合写真を撮影して正午前に入店式は終了した。
昼食後の午後1時より佐々木貴保メンズファッションコース科長講演&デモストが行われた。
まず、講演では新人はまず何をがんばればいいのか?という心構えから始まった。そして佐々木講師の生い立ちからこの業界に入っての失敗談や自分の人生が変わった出来事を笑いを交えながら、集まった新人8名へ向けて熱いメッセージが送られた。
その後、カットのデモストへ移り3か月練習すればまだカットをした事がない人でもカッコよく作れるスタイルを一つ作製、指導。
そして同じウィックを使って今度はブロースの講習を行い、高い技術に裏付けされたスタイルを発表した。
新人8名はカットの面白さと奥深さを知ることができ、佐々木先生の技術に目を奪われるばかりだった。講習中は終始とても和やかで業界への興味と笑いに包まれた素晴らしい講習となり午後3時終了した。
(通信:白田耕一・志賀淳吾)

●25年度入店者
大木章広(佐々木店)上田雄大(仲山店)森健太郎(町田店)
稲垣 心(丸山店)三門あい(花島店)久保沙耶香(緒方店)
戸島淳貴(能登谷店)石渡翔太(同)         〈順不同・敬称略〉