10月11日(金)dhk東中野トレーニングセンターにおいて、『メンズカットチーム発表(スタイリストデビューするためのカットシステム)』が行われた。
まず、ショートカット部門、次にレイヤー部門、そしてグラデーション部門にわかれての発表となった。まず、ショート部門のテーマとしてはスタイリストとしてのこれからの課題となる技術を全て盛り込んだスタイルとなっていた。ひとつのスタイルを提案することでメンズカットに必要なカットである、刈上げ、ベースカット、セニング、質感、直バサミ、ぼかしなどをしっかりと盛り込んだスタイル提案。レイヤー部門ではツーブロックを上手く利用することで初心者でも失敗の少ない考えやすいスタイル提案となった。Uパートから上の考え方とUパートから下の考え方の違いによってシンプルに考える事によって初心者でもスタイルをより簡単に作れるスタイル提案となった。そして最後にグラデーションスタイルとしての提案。時代にあったスタイルのためのセクション分けとして、イヤトゥイヤとUラインで分け、後ろは3段に分けそれぞれブロッキングしアンダーセクションを7スライス、ミドルを9スライスに分けまた、サイドも4スライスで分けるなどセクションごとにシンプルにスライスをとらせることでスタイリストデビューの方でもそれぞれのセクションの意味を正しく伝えるスタイル提案となった。
それぞれ、スタイリストデビューの為のスタイル作りとして趣向の凝らした提案に一同終始関心を持ち、大きな拍手で閉会となった。
(通信:志賀淳吾)