9月8日(月)、dhk名古屋支局(宇野竜三局長)では「髭(ヒゲ)の似合わせ・シェービング、消毒の活用方法」というテーマで、バ-バ-ショップタケダ代表、ヒゲ倶楽部特別技術委員の竹田秀樹先生を東京から御呼びし、講習会を開催した。
竹田先生は、「ヒゲ倶楽部」と言うヒゲを中心としたトータルケアに特化した活動をしているグループの一人で、講習ではプロジェクターを使用し、様々なヒゲの説明をして頂きながら「昨今ではヒゲも手入れをしたお洒落な人が多くなって来ており、ヘアースタイルをそのお客様に合わせて作って行くのと同様に、ヒゲも色々な形があり、どのようにそのお客様の要望に応えて行くかが大事な事です」とお話して頂いた。
欧米では、普段使用されている一般用のカミソリは、ジレットが7割、シックが2~3割だそうで、その中でもジレットの3枚刃の替刃の研究開発費は約800億円だそうで、これはステルス戦闘機の開発費と同額らしいです。
また、5枚刃の替刃の開発費は1000億円と言う事で、更に驚いた。
5枚刃はすべて同じ強度の刃ではなく、肌に一番早く当る最下段の刃が柔らかく出来ていて、徐々に強く出来ているらしく、普段何気に使っている替刃の構造等は私達プロでも知らない事であった。
その後、実際にヒゲの多いモデルさんを使って、竹田先生にヒゲデザインをして頂き、シェービング前と、シェ-ビング後の変わり様に出席者一同驚いた。
受講会員一同、真剣な眼差しで講習を受講し「自店でも使えるよう、明日からの営業に役立てましょう!」と締め、講習会は終了となった。
(dhk名古屋支局 木村恭)