10月21日(水)、dhk協同組合(根本健一組合長)では、今月末からいよいよ開始となります「マイナンバ-」の解説を2Fのdhkトレ-ニングセンタ-で行い、その後1Fに降りて町田典一先生経営のヘアサロン「エ-ブルシ-マン」に移動し、「売上げアップの秘策公開」と題してサロン見学を行った。
最初に、マイナンバ-の解説を松橋先生にお話しして頂き、10月23日からマイナンバ-が発送され、国民全員の手元に着くには相当な時間がかかる事が予想される。
個人番号は1人につき1つ12ケタのナンバ-が与えられ、法人番号は13ケタが与えられ、「特定機密情報扱い」に指定されている。
今後、スタッフを雇用する際には、履歴書だけではなく、このマイナンバ-で本人を確認する事になって行く等のお話をして頂き、メリットよりも、デメリットのお話をメインに、最後には質疑応答でマイナンバ-のお話は終了した。
その後1Fの「エ-ブルシ-マン」に移動し、サロンオ-ナ-の町田典一先生に、「売上げアップの秘策公開」と言う事で、サロンを見学しながら、お話して頂いた。
「このカ-ドは、当店でしか使えないのが特徴で、プリペイドカ-ドとしてお客様に入金して頂き、入金金額によって数%特典が付く。すると、入金している事で来店サイクルが短くなり、数%の特典でオプションメニュ-をやって頂ける。また単価アップにもつながり、ポイントカ-ドとしても使えます。実はチェ-ン展開しております某コ-ヒ-ショップにも、この同じシステムを導入しました」とお話して頂いた。
町田先生は「売上げアップに貢献できるツ-ルで、導入してつり銭が要らないのが楽で、本当に導入して良かったです」とお話して頂いた。
意外と、同じ研究団体にいながらも個々のサロンでは「+α」な事をやっているサロンも多いと思いますが、こういうサロン繁盛の秘訣の裏にはこのようなカラクリがあった。
この理容業界を活性化して行くヒントを得る事ができた、本当に勉強になった協同組合ゼミとなった。
(通信 原田圭亮)