1月20日(水)、dhk協同組合(根本健一組合長)では、足立区六町の『アイラッシュサロンLULU』において、佐藤亮之介氏によるプレゼンテーションが行われた。
まず最初のテーマは『3年1店舗出店』の事業計画についてお話しいただいた。
前年同月比売り上げで1.5倍増を最低ラインとし、美容室としては来店周期の短いメンズ客をあえて取り込み、またブームになっているバーバースタイルの刈り上げを推奨することでさらに来店頻度を上げ、数字をクリアできているうちは出店して行こうと最初に決めて現在に至っているとの事。
2つ目のテーマは「美容室におけるメンズ客を集客するための『お値段以上計画』」
通常メニューにプラスして無料と有料のオプションメニューをお客様に選んでもらうのだが、オプションメニューの内容を毎月最低1つは変更させる。
そして全てのお客様に毎回オプションメニュー表を見せ、説明・アプローチする。
3つ目のテーマは「結婚・出産・子育て 家庭を持った事により美容師免許・理容師免許を活用できずにいる女性をターゲットにした『新事業計画』」
昨年8月にオープンした「アイリッシュサロンLULU」は、まつ毛エクステ&ネイル専門サロンであるが、インターネットの理美容師に特化した求人サイトで、美容師免許を持っていながら結婚等により活用できていない人を募集。主にパートとして採用した。
オープンしてしばらくの間は全く暇な状態であったそうだが、この状態に頭を悩ませ、夜布団に入っても眠ることができず、佐藤氏自ら深夜に自転車でチラシ配りをしたこともあったという。
この経験から「お店をオープンする半月前には広告を出しておくべき」との意見を述べていた。
佐藤氏「1時間単価6000円のシェービングサロンを理容師はなぜやらないのか?「LULU」のビジネスモデルで求人、集客、サロン運営し、必ず儲けることができる」
会場は満員御礼となり、いくつかの質疑応答のあと、盛大な拍手で閉会となった。
(通信:高松緑郎)