初めに、プロジェクタ-を使用し井上チャンピオン自ら自己紹介と、これまで歩んで来たコンテストの道のりを説明して頂き、メンズモデルよりデモストが始まった。
カットは、スライドカットを重点に置いてカットを心がけているそうで、作品の再現と言うより、今年の秋冬のイメ-ジカラ-「モノト-ン」を取り入れ、ヘアカラ-と、ファッションに取り入れた作品を創って頂いた。
作品を創る時に気を付けている事は、メンズは男らしく、女性は、女性らしさを大切に、共にヘアカラ-にこだわり、さし色を入れるようにし、ひし形シルエットを目標に、バランス重視で作品を創っているとお話しして頂いた。
アイロンで髪の毛のニュアンスを表現して頂いたが、アイロンの温度も非常に重要で、ナチュラル感を演出するには温度は低めでかけた方がよりナチュラルに演出出来ますとアドバイスを頂いた。
最後に「コンテストは、自分がサロンでやっている仕事以上の事ができる。そして、結果よりそれまでの過程が大事。」と井上チャンピオンより締めて頂いた。
会場は、大勢の観客からの熱気と、拍手喝采に包まれ、チャンピオンショ-は閉会となった。
(通信 原田圭亮)