令和3年1月8日、dhk東京ヘアモ-ドアカデミ-(花島会長)では、新年最初のゼミとなり、協同組合とのジョイントゼミとして、花島会長年頭の挨拶と、シェービングビューティ伝道家の吉田昌央先生をお迎えし、豪華2本立てのリモ-トゼミを行った。
最初にdhk花島和久会長より挨拶が行われ、
「本日から1か月の間1都3県が緊急事態宣言に入ったが、この難局を乗り越え2021年もdhkは『理容師、美容師の社会的地位の向上を図り、会員相互の親睦と事業の繁栄を通じ社会貢献する』という目的を具体的に実行し、『離れているけど離さない』そういう事業を行って行く。
昨年4月よりdhkも活動を停止し、9月よりオンラインでゼミを再開できるようになったが、本年はdhkの皆さんの自発的、積極的な参画と活発な議論を経て、ひとつになって進むべき方向性を示せるよう、充実した一年にしたい。
毎年3月に開催している「DHKフェスティバル」も選手やモデルさん達の安心・安全を考慮し、集まって行う競技は行わず、作品を写真に撮って送る形態での「DHKフォトフェスティバル2021」として開催する事になった。
若い理容師、美容師達に普段サロンでは出来ない、クリエイティブな作品創りを愉しんで取り組んで頂く事で自分自身も成長し、消費者が喜ぶ仕事に繋がると確信している。
dhkの長い歴史の中でも、大きな節目となるであろう2021年を皆さんと共に歩み、目的に向かって邁進して行く所存であります。」と年頭の挨拶を頂戴した。
その後に、吉田先生の「女性理容師が新しい扉を開く」と言うテーマで講演を行って頂いた。
女性理容師の魅力とは、成り手が少なく希少性が高く、即戦力があり稼げる技量を秘めた存在、顧客創造につながる存在である。
新しい機械とか、新しい商材を購入する話ではなく、今ある技術でメニュ-設計したり、見える形、言語化するとシェ-ビングメニュ-が広がる。
お客様は年齢層より、客群でコースプランを立てて焦点を絞り、女性理容師の武器を主役に持って行く事で、質を高めたラインナップで勝負できる。
「専門学校や、美剃師シェイヴィストの称号を与え、シェ-ビングの専任者を冠する事で高品質化し、好きを自信に変える風土醸成を行い、女性理容師を認めてあげる、理容師自身が変わる時、経営資源を見つめ直す事が必要になって来る」と講演の終盤を締めて頂き、質疑応答で吉田先生から新たなシェ-ビングの可能性のお話しをして頂き、本年も幸先良く始まった講師ゼミは終了となった。
(通信 原田圭亮)