令和4年10月14日(金)、dhk東京ヘアモ-ドアカデミ-(花島和久会長)では、10月の夜間講師ゼミとして、各種メディアへの美術協力及び実技指導でご活躍中の椿 遊介先生をお迎えし「POP活用セミナー~POPの活用効果と目的及び基本作成~」と題してゼミを開催した。
冒頭花島会長から
「dhkも、皆様のお蔭でこのように毎月ゼミを行う事が出来ている。インバウンドで、外国からのお客様も増えてきておりますが、変わらず、皆様のサロンから感染者が出ないよう、引き続き感染対策に万全を尽くして頂きたい。」との挨拶がありゼミへと移って行った。
椿先生から、「そもそもPOPとは?」のお話しから、「値札ではなく購買ポイント、その場で理解し、購入するのを目的とし、誰かが理解するポイントの場所として作っているんだと思って下さい」との説明をして頂いた。
その後は、「POPの制作手順」から順を追って「制作ポイントのコツ」を解説して頂き、「手描きを活用する」「ターゲットを明確にする」「色を使い過ぎない」等10項目を説明、そして更に良く見せる為のテクニックを教えて頂き、皆さんに実際にPOPを描いて頂く事とした。
秋なので、テーマを「秋刀魚(さんま)」にし、某ディスカウントストアのPOPを例に解説して頂き、先生から注意点や、「近接」「反復」「印象」にポイントを置く事をアドバイス頂き、各自制作を行った。
時間の影響で作品発表は行わなかったが、椿先生から「誰に、どういうメッセ-ジを伝えているのかが最も大事なポイントです。手紙だと思って作ってみますと利益に繋がって行くと思いますので、プラスに活用して下さい。」との挨拶でゼミは終了した。
今回の講師ゼミは、業界外の講師の先生をお招きし、普段聞けないその道のプロにPOPの活用法と制作について、店販品の宣伝や、年末に向けてのキャンペーン等、サロンで活用出来る素晴らしいゼミとなった。
(通信 原田圭亮)