平成28年5月18日(水)、dhk協同組合(根本健一組合長)では、東中野のdhkトレ-ニングセンタ-に於いて、日本アイラックセ-ルスアンドマネイジメント株式会社 地村健太郎 代表取締役にお越し頂き「苦情・クレ-ム対応の新常識と心得」と言うテ-マで講演を行って頂いた。
平成7年以降、近年では反社会勢力の方からばかりでなく、一般消費者の方からのクレ-ムが増えている。
それは「PL法」と言う消費者側の肩を持つ法律が施行され、主婦の60%が知っているそうで、スマホの普及によりメ-ルや、SNSで苦情・クレ-ムが言いやすく、過剰になる事も増えている。
実は、「苦情」と「クレ-ム」は同じ意味のようで意味が違うそうで、「苦情」とは、その人の常識や、倫理に照らして不平・不満になる事で、「クレ-ム」とは法的根拠により金銭・罰則が要求される事で、いずれも72時間3日間以内で対処しないと事が収束しなくなる。
解決方法は、「苦情」なのか「クレ-ム」なのかを判断し、苦情の場合は、冷静に話せる環境を作り、人の感情をコントロ-ル出来れば大丈夫だそうで、「苦情=ご意見・ご要望」と考え、時代に即した対応を常備する事が大切であるとお話しして頂いた。
最後に、質疑応答で数名の出席者より「こういう事があったんですがどう対応すればいいですか」と、日常のサロン営業に於いてもトラブルがあるそうで、その意見と、対処法を教えて頂き、明日から対処できるよう、またトラブルの無い営業に従事できるよう心得え、協同組合ゼミは終了した。
(通信 原田圭亮)