dhk新潟支局(小林裕局長)では、5月23日(月)、新潟市東区プラザにて、平成28年度第2回クリエーターコースの講習会を開催した。
dhk東京本部より、町田典一副会長 (プロピアテクニカルアドバイザー顧問)をお迎えし、ヘアピースメーカーのプロピアの協力の下、プロピアより2名の方に随行して頂き、『まったく新しいカツラの創り方』の実習を行った。
最初は正直、「カツラを作る?それって我々の仕事?」と半信半疑であったが、商品の説明と、町田講師のアイロンの施術のやり方と、説明を受け、これはむしろ「我々理容師にしかできない仕事である!」と確信した。
各自道具を持ち寄って実習形式でカツラの作成を行い、熱気と集中、ときに笑いの入り混じった、充実した実習時間となった。
このカツラを取り扱うと言う事は、私達理容師の長年サロンでお客様と深い信頼関係を築き、どんな要望にも向き合えるからこそ、髪の毛一本に至るまでカスタマイズできる商品であると判った。
また、ヘアアイロンで自由に何度でも修正できると言う事は、理容師にとって利点の一つであり、単に売買するだけでない、「カスタマイズ料金」としてちゃんとサロンに利益をもたらす事になる商品であるとの解説だった。
講習終了後、ある生徒からこのカツラを作る仕事を経験し、今日から全く違う新たな自分が誕生したとの感想を頂いたのが印象的な講習となった。
(dhk新潟支局 佐藤史朗)