2016/06/15

平成28年6月13日 dhk名古屋支局講習


6月13日(月)、岐阜県岐南町にあるイベントホ-ル「マンマミーア」にて、千葉県市川市から「野武屋本店のぶさん」をお招きし、講習会を開催した。

今回の講習会は1年以上前から支局長が依頼をし、念願の今回開催する運びとなり、全国から理美容師が約50名程集まった。

のぶさんは、お店はを一人で営業されておりなかなか予約が取れない中でも、お客様から絶大な信頼をされており、元々理容師だがお客様の8割が女性客だという。、

技術に入る前に、仕事や接客などについて、自身の考えを2時間近く話して頂き、「サロンワーク全体が大事、その中でも接客がとても大切」と言う事で、新規のお客様が来店した際には、お客様の緊張をとく為すぐに技術椅子に案内せず、30分から1時間かけて世間話をする。

その後、様子を見ながら「今日は、どんな感じにする?」というアプローチを行い、「お客様が持つ、『緊張』という見えない垣根をなす」と言う事に重点を置いているようだ。

 
技術に入る前に、スタイルの完成系を鮮明に思い描かれている為、スタイルのみではなく、そのお客様の全体を見ながらカットして行く事を大事にしているそうで、レディース2人、メンズ1人、計3名のモデルを用意し技術講習を行った。

ダッカールで別けたりせず、主にレザーカットを使用しおおまかに全体を切り進め、ドライヤーで乾かした後、細かい所の修正をして行く技法は、何年も前に、我々理容師が技術を覚えた物とは違い、短時間で仕上がる。


人により毛の生え方等が違うので、そのクセを見極めながら切り進んで行き、乾かすだけでスタイルが決まるので、受講生からも感嘆の声があがり、3名のモデルさんも納得の様子であった。

「サロンワーク」「技術」等を学ぶ事ができ、大いに勉強できた講習会であった。

                  
(dhk名古屋支局 木村恭)