6月13日(月)、岐阜県岐南町にあるイベントホ-ル「マンマミーア」にて、千葉県市川市から「野武屋本店のぶさん」をお招きし、講習会を開催した。
今回の講習会は1年以上前から支局長が依頼をし、念願の今回開催する運びとなり、全国から理美容師が約50名程集まった。
のぶさんは、お店はを一人で営業されておりなかなか予約が取れない中でも、お客様から絶大な信頼をされており、元々理容師だがお客様の8割が女性客だという。、
技術に入る前に、仕事や接客などについて、自身の考えを2時間近く話して頂き、「サロンワーク全体が大事、その中でも接客がとても大切」と言う事で、新規のお客様が来店した際には、お客様の緊張をとく為すぐに技術椅子に案内せず、30分から1時間かけて世間話をする。
その後、様子を見ながら「今日は、どんな感じにする?」というアプローチを行い、「お客様が持つ、『緊張』という見えない垣根をなす」と言う事に重点を置いているようだ。
ダッカールで別けたりせず、主にレザーカットを使用しおおまかに全体を切り進め、ドライヤーで乾かした後、細かい所の修正をして行く技法は、何年も前に、我々理容師が技術を覚えた物とは違い、短時間で仕上がる。
人により毛の生え方等が違うので、そのクセを見極めながら切り進んで行き、乾かすだけでスタイルが決まるので、受講生からも感嘆の声があがり、3名のモデルさんも納得の様子であった。
「サロンワーク」「技術」等を学ぶ事ができ、大いに勉強できた講習会であった。
(dhk名古屋支局 木村恭)