早朝、羽田空港から空路にて熊本空港に到着すると、空港ロビ-には熊本でヘアサロン(ARCH of hair Kumamoto)を経営しているdhk東京本部講師早野講師と、サロンスタッフの皆様が熱烈に歓迎し、私共一行を出迎えてくれた。
早野講師、スタッフの皆様、お出迎えありがとうございます!
お世話になりますが、どうぞよろしくお願いします!!
1日目は空港より移動し、あの「ドモホルンリンクル」で有名な「再春館製薬」の施設見学。
それも、保育所の中には、風邪を引いた子供が休める別室もあり、看護士が常に2名待機しており、働く女性としてとても良い環境だと感心した。
実は、「再春館製薬」は1993年頃に経営破綻に陥りそうになり、3か月営業停止にし、現在の西川社長に変わり経営方針を見直したそうだ。
凄い!すご~~い!!
常に「お客様満足度」を意識はしていたが、全てにおいて口先だけになっていき、突如多くの返品の山を目の当たりする事となり、この返品の山を社員にも見せ、さらに社内に展示し、このような事は2度と起こさないように心掛けているという。
おっと!上を見て下さい。「ドモホルンリンクル」って書いてありますよ!
また通信販売の為、オペレーターを介してお客様に接客する為、オペレーターの教育も目の届く管理をし、ランクアップ(昇進)には制服を変えたり、パート勤務を「マドンナ社員」と名前をつけ、社員の意識を高めており、「いかにお客様の立場になって対応出来るか」「お客様の言葉にはどんな背景があるのか」を考えさせて接客を行わせている。
海外にも出荷しており、言語の話せる社員も専用に常駐させたり、また、「自然に負荷をかけてはならない」という経営方針から、全ての電気をソーラーパネルを利用してまかなったり、生ごみは自社栽培の「畑のたい肥」にする等、自然への対応にも気を使っており、化粧品に対しても、「自然治癒力」を高める効果を考えて作っており、30才からの衰える年代の方からしか販売しないと徹底している。
話は書ききれないくらい、多くのことを語って頂き、それぞれのサロンや組織の中で大きく活かせると感じた。
そしてその夜は、dhk60周年記念の宴会が開催された。佐々木講師の司会で始まり、挨拶を根本憲一副会長に、またdhkが受賞した「賞」の発表があり、大いに盛り上がった。
まだまだ復興にはほど遠く感じます・・・
(機内から撮影) 早野講師が飛行機が離陸するまで見送って下さいました!
早野講師には、本当にお世話になりました!有難うございました。
今回の記念旅行では、サロンや、組織の為になる事、そして、熊本の方々の震災にあっても負けない力強いパワーに触れ、逆に私達が元気をもらって、dhk講師全員が帰京した。
dhk60周年記念に相応しい、素晴らしい研修旅行となった。
(通信 畠山 綾)
(PHOTO:武藤栄一 大久保房徳)