2016/10/20

平成28年10月17日~18日 dhk60周年記念研修旅行 in 熊本


 
平成28年10月17日(月)~18日(火)にかけて、dhk東京ヘアモ-ドアカデミ-(能登谷会長)では、dhk60周年行事として「dhk60周年記念研修旅行」と題し、熊本へdhk講師23名で1泊2日で研修旅行を行った。

早朝、羽田空港から空路にて熊本空港に到着すると、空港ロビ-には熊本でヘアサロン(ARCH of hair Kumamoto)を経営しているdhk東京本部講師早野講師と、サロンスタッフの皆様が熱烈に歓迎し、私共一行を出迎えてくれた。

早野講師、スタッフの皆様、お出迎えありがとうございます!
お世話になりますが、どうぞよろしくお願いします!!

1日目は空港より移動し、あの「ドモホルンリンクル」で有名な「再春館製薬」の施設見学。

 
施設はとても広く、自然が多くあり、社員は8割が女性で、女性によりしっかりと仕事が出来る環境を提供出来るようにしている為、施設内には保育所が設置してある。

それも、保育所の中には、風邪を引いた子供が休める別室もあり、看護士が常に2名待機しており、働く女性としてとても良い環境だと感心した。

実は、「再春館製薬」は1993年頃に経営破綻に陥りそうになり、3か月営業停止にし、現在の西川社長に変わり経営方針を見直したそうだ。

凄い!すご~~い!!


常に「お客様満足度」を意識はしていたが、全てにおいて口先だけになっていき、突如多くの返品の山を目の当たりする事となり、この返品の山を社員にも見せ、さらに社内に展示し、このような事は2度と起こさないように心掛けているという。

おっと!上を見て下さい。「ドモホルンリンクル」って書いてありますよ!

また通信販売の為、オペレーターを介してお客様に接客する為、オペレーターの教育も目の届く管理をし、ランクアップ(昇進)には制服を変えたり、パート勤務を「マドンナ社員」と名前をつけ、社員の意識を高めており、「いかにお客様の立場になって対応出来るか」「お客様の言葉にはどんな背景があるのか」を考えさせて接客を行わせている。

海外にも出荷しており、言語の話せる社員も専用に常駐させたり、また、「自然に負荷をかけてはならない」という経営方針から、全ての電気をソーラーパネルを利用してまかなったり、生ごみは自社栽培の「畑のたい肥」にする等、自然への対応にも気を使っており、化粧品に対しても、「自然治癒力」を高める効果を考えて作っており、30才からの衰える年代の方からしか販売しないと徹底している。


話は書ききれないくらい、多くのことを語って頂き、それぞれのサロンや組織の中で大きく活かせると感じた。



そしてその夜は、dhk60周年記念の宴会が開催された。佐々木講師の司会で始まり、挨拶を根本憲一副会長に、またdhkが受賞した「賞」の発表があり、大いに盛り上がった。

 


 
 2日目は、夕方の便まで各自自由行動。それぞれが分かれ、熊本県や宮崎県など各名所を回り、震災の凄さを目で見て実感し、観光する事で復興に貢献できたら何よりも有難いと思った。

 
まだまだ復興にはほど遠く感じます・・・


         機内から撮影)  早野講師が飛行機が離陸するまで見送って下さいました!
          早野講師には、本当にお世話になりました!有難うございました。

今回の記念旅行では、サロンや、組織の為になる事、そして、熊本の方々の震災にあっても負けない力強いパワーに触れ、逆に私達が元気をもらって、dhk講師全員が帰京した。

dhk60周年記念に相応しい、素晴らしい研修旅行となった。

 
(通信 畠山 綾)
 
(PHOTO:武藤栄一 大久保房徳)