平成29年5月12日(金)、dhk東京ヘアモ-ドアカデミ-(能登谷会長)では、5月の講師ゼミとして 今回は若手講師からのリクエストにお応えし、「バーバーテクニック講習」を開催した。
斉藤哲也常任講師より「月に50名以上ご利用、サイドフィットアイロン展開方法」、そして佐々木貴保常任講師より「スキンフェードテクニック披露」の二本立ての講習会を企画した。
まず前半は、斉藤哲也常任講師から「サイドフィットアイロンの展開方法」の分析からお話し頂き、「現在では、ショ-トスタイルや、ツ-ブロックスタイルの需要が多いのに、アイロンをやっていないお店等の供給が減少している。私のサロンのホ-ムペ-ジや、様々なSNSでヘアスタイルを写真で発信している事で、横が膨らむ等の悩みを持ったお客様が来店されるようになった」
とお話し頂き、メリット、デメリットを説明して頂き、技術講習に入った。
「カット+10分程度ですので、私はアイロンを新品で買いましたが、今オ-クション等で安く買えますので、入門編としてそんなのを活用しながら是非アイロン技術を覚えてみて下さい」と説明が行われ、後半の佐々木講師の「スキンフェードテクニック披露」へと移った。
まずは、皆さん興味深々である普段使っている道具の説明をして頂き、佐々木講師から「実は、この仕事は私のサロンにいたあるスタッフから習った。沖縄の米軍基地に行っている方に特別に基地に入れてもらい、日本人の技術者は年配者の男女ですが、物凄く仕事が上手で非常に驚き、このスキンフェ-ドテクニックを取り入れた」
と説明して頂き、技術に入って頂いた。
ハサミはほぼ使わず、クリッパ-のアタッチメントを交換しながらカットして行き、「このカットはお店のBGMを消して、髪の毛が切れて行くクリッパ-の『音』でカットします」と、トリマ-や、シェ-バ-まで使用し0mmからぼかしカットして行く、超究極のグラデ-ションカットである。
本日講師はもちろん、各サロンのスタッフも参加し、使用している道具、そして目の前で見る本場のクリッパ-テクニックに酔いしれた。
今夜は、2人の講師の技術披露の場と言う事もあり、会場が満員御礼状態で、熱気と活気が入り混じり、非常に勉強になる素晴らしい夜間講習会となった。
(通信 原田圭亮)