2017/05/31

平成29年5月29日 dhk新潟支局「第2回クリエ-タ-コ-ス」

 

平成29年5月29日(月)、dhk東京本部より志賀淳吾常任講師にお招きし、平成29年度「第2回dhk新潟支局クリエーターコース講習」が開催された。


本日の講習テ-マは、『クリープはもう古い!?パーマの真実』と題し、ダメージ軽減、しっかりかかり、とれにくいパーマのケミカル最前線の講習を行った。

 
ホワイトボードが真っ黒になるほど講師の得意とする化学式などでパーマ理論を詳しく説明して頂いた。

難解な式を使った解説だったが、講師曰く「理論に基づかないと良い結果に結びつかない、完全に理解できなくとも理論立てて考える事が大切です。」という事で一同納得の様子だった。

 その後、持参したウイッグを使って「各自サロンで使用しているパーマ剤での質感UP&ダメージ軽減、しっかりかかる、とれにくいパーマ」の比較検証実験に入った。

 
ワインディングしたウイッグの、半分を今までのやり方で、もう半分を今回の「スポイト水洗3分×2+濃度の低い酸化剤+濃度の濃い酸化剤」を使ったやり方で処理してみた。

 
流してみるとパーマのかかりに明確な違いが現れ、明日からサロンに導入可能な技術ですし、理論を学んだ事でそれをお客様に説明する事もアピールに繋がると思われる。

それと、今回は会員の方が自店で使っているパーマ液を持ち寄った事により様々な種類を見ることが出来た。

志賀講師のケミカルに対する情熱がよく伝わり、すぐに実践できる非常に内容の濃い講習会だった。
 
 
(通信  佐藤史朗)