dhk東京ヘアモードアカデミー新潟支局(鷲尾 勉支局長)では、4月15日(月) 午後1時より、デンカビックスワンスタジアム会議室にて、「2019年度第一回dhk新潟支局プロフェッショナル講座」が開催された。
平成から令和へ変遷されるのに合わせ、トレンドや経営環境の変化などが大きな動きをみせようとしている社会の中、私達も変わらなければいけないとの思いから、dhk新潟支局では今年度のテーマを「changes~変化・変遷する。」とした。
開講式の後、昨年の全国理容競技大会にて、第2部門2018ニューヘア「Marge」チャンピオンの竹元大明氏(dhk東京本部講師)をお招きして講座へと移行。
竹元講師より、初めに第2部門2018ニューヘア「Marge」優勝作品をウイッグにて完全再現して頂き、二十数分で出来上がった作品は、女性らしい曲線で構成された素晴らしい出来栄えだった。
竹元講師からは、「昨年の第2部門から大幅にルール変更され、正解を見つけ出すのは容易ではなかった。毎週岡山と東京を往復して技術を磨き、栄冠を勝ち取ることが出来た。やはり身体や家族などへの負担も大きく、心折れそうになりながら、新潟支局会員で同じく第2部門チャンピオンの近和也氏から『一つ妥協すれば一つ順位が下がる』とのアドバイスを受け、技術はもちろんモデル探しなども一切妥協せず大会にかけたのも勝因の一つであった。」とお話しして頂き、またdhkには「dhkイズム」といったものが受け継がれ、切磋琢磨し高め合ってゆくのを感じさせるエピソードもお話しして頂いた。
その後、モデルを使ってレディスカット&パーマのサロンヘアのデモストへ移行、まずロングヘアを10cm以上カットしてセミロングベースに設定し、あご下にパーマで緩いウエーブをかけてまさに春から初夏に似合いそうなヘアスタイルを作り上げ、モデルの毛量の多さに苦戦しつつも、セニングやチョップカットを入れることで軽い質感に仕上げることができると解説。
また、パーマヘアのスタイリングにオイル+水を使うことで潤いとリッジの復元が可能になるようなアドバイスもあった。
竹元講師は岡山県より来県ということで、遠方よりお越し頂き華を添えて頂き、今年度第1回目にふさわしい活気のある講座となった。
(通信 佐藤史朗)