令和2年12月11日、dhk東京ヘアモ-ドアカデミ-(花島会長)では、12月の夜間講師ゼミとして、今最も旬な若手スタイリストの一人である、野平直希先生をお迎えし「フェード技術」をモデルさんで行って頂いた。
まずは、野平先生からいつも仕事で使ってる道具の説明と、使い方を説明して頂き、技術に入って頂いた。
今は、dhk佐々木講師の新宿本店に勤務しており、今サロンで一番人気のあるアイロンパ-マを施したフェードスタイルを本日は作って頂く。
時間の関係、予めアイロンパ-マは施術済みで、フェ-ド技術から行って頂いた。
ガイドを決め、頭皮に凹凸をチェックしながらクリッパ-を入れるのだが、クリッパ-を入れる面が濡れているとその後のシェ-バ-が入りにくいので、乾かした状態にしてクリッパ-を入れ、更にシェ-バ-でぼかす。
今、4~5割のお客様がこのフェードスタイルで、お客様がお客様を呼んでくれるのと、今は情報時代なので、インスタを利用し集客したりと、この技術は上手い下手がハッキリと出る仕事である。
また、アイロンパ-マが若い世代に好評で、仕上がりよりもアイロンを巻いた状態をインスタに上げるとより注目度がアップするらしい。
このフェ-ドの仕事は、ハサミでカットするのと同様、落とし腰で、椅子を上げないで目線を落としてクリッパ-でぼかし、ミリ数よりいかに白から黒までのグレ-ゾ-ンを綺麗に作って行けるかのみを考えて仕事をしているそうである。
営業は、全集中してカットするので、極力お話しはしないそうで、手がブレるのと、物凄く集中力のいる仕事、またキリが無い仕事でもあるので、ある程度時間を決めてカットし、色彩には拘りを持っている。
最後に、ハサミで仕上げ、生え際を綺麗にトリマ-で取る事により、刈り上げも綺麗に見え、かっこよく仕上がる。
最後に質疑応答を行い、今最も旬な若手スタイリストの野平先生の仕事は講師達にもセンセ-ショナルに映り、とても刺激を頂いた講師ゼミとなった。
(通信 原田圭亮)