新潟県・新潟市ホテル日航新潟にて『平成24年dhk全国役員総会』が開催され、東京本部役員30名、支局役員21名が遠路参集した。
会議の冒頭、小林 裕新潟支局長が「遠路よりご参集に感謝いたします。今日一日よろしくお願いいたします」と歓迎の挨拶。
会議では能登谷会長より「震災後、不安定な景気の中のお集まりに感謝『強いdhkにする』をテーマに活動してきた。=コンテストで日本一=が暗黙の了解。dhkにはノウハウと行動力がある。これは支局も共通。沖縄全国大会に期待する。私たちは技術研究団体。無駄を削り感動を与える作品をサロンにフィードバックする。
経営のおいては生き残りの時代。お客様の求めているモノの提供とその適正な価格を検証しよう。三か月で出来るカット・シェービング・ヘッドスパ・ネイルのテキスト&マニュアルの作成。メンズのデジパーマ開発等、時代にあったdhkとして確実に実行をテーマに活動していく。職訓校も本部・支局のために活動してまいります」と挨拶と活動方針をのべた。
斉藤名誉会長より「今、時代の転換点と感じている。経済の回復。国家財政の悪化。円高と『明日がわからない』しかし何もしない訳にはいかない。情報交換し、元気で健康で意欲をもって前進していこう」と挨拶した。
出席の本部役員が紹介され、各支局が出席者紹介と報告を行なった。各支局とも地域に密着しさまざまな活動が報告された。
根本憲一協同組合理事長より「商材を協同で購買するネットシステムを構築中。技術面だけでなく、会員数の増加を目指す。技術・設備・ノウハウを生かしてお客様のニーズをくみ取り、安くて良いモノを提供して利益を上げよう。」と報告があった。
東京本部講師が紹介され、支局大賞は新潟支局。能登谷会長より小林支局長にトロフィーが贈呈された。次回(平成26年1月)開催は沖縄支局担当と発表され、拍手にて総会は終了した。
引き続き特別講演『ファインダーから見た自然~アマゾンと佐渡』が行われた。新潟在中の天野 尚氏(環境写真家)を迎え同氏が撮影した写真と共にお話を伺った。アマゾン河を遡上していく撮影旅行でのエピソードや佐渡の厳しい自然の中で育つ動植物たちを大判カメラで撮影した写真は迫力があり、画面からは急激に進行している地球温暖化に警鐘を鳴らすメッセージが感じ取れた。
天野氏は「環境問題に関心を持ってください。対象物と向き合い、綺麗だと感じる気持ちと日常を見つめることで新しい視点が見えてくる」と締めくくり、盛大な拍手にて講演を終了した。
会場を30階のバンケットホールに移しての新年会には新潟の業界関係者も集い、華やかな地元古町芸妓の新春をお祝いする踊りも披露され色を添えた。
能登谷会長は「新潟の皆さまに感謝いたします。素晴らしい踊りに感激した。今日の総会に遠く沖縄よりの出席者もあり、2月の全国大会に『強いdhk』として期待している。厳しい時代に対応するdhkはチャンスととらえ、技術と経営をサロンに反映させて、業界の発展を願っております」と祝辞をのべた。斉藤名誉会長より「新年は良い事があるよう、心新たに感謝と誓いをいたします。人としての生き方を考える時、経営も人生も同じ。皆さまに良い年にとお祈りいたします」と挨拶があった。来賓の早川幹夫氏(新潟同組理事長)は「若いdhkの人たちを拝見して頼もしく感じた。日頃よりdhkさんにはお世話になって感謝いたします。若い後継者育成にご尽力いただき、儲かる商売であるとアピールをお願いする。7月の関信越大会の開催県でございます。明るく元気な年でありますように」と祝辞をのべた。(有)ユニゾン(燕市のハサミメーカー)社長吉村之宏氏「皆さまのご健康とご繁栄をお祈りいたします」の発声で乾杯した。
ホテル自慢のお料理に加えて酒どころ新潟ならではの日本酒のコーナーも設けられ、和やかな宴となり各支局が持ち寄った地元特産品が景品のビンゴゲームでは歓声が上がり、良いお土産が出来ました。
新潟支局の皆さん、ありがとうございました&おつかれさまでした。感謝!
(通信:白田耕一)