平成30年10月17日(水)、dhk東京ヘアモ-ドアカデミ-(能登谷会長)では、DHK協同組合(能登谷組合長)との共同開催ゼミとしまして、代々木の理容会館に於いて、美容室SORA 北原義紀代表にお越し頂き、サロンでのテクニックと、経営のノウハウを講習して頂いた。
北原代表は、大阪出身の理容師で、阿佐ヶ谷の理容室で7年間修業し、26歳で自分をリセットし美容師の免許を取得した。
現在は、理容師、美容師関係無く、理容から入った事が今の自分を築き上げ、理容師時代に培って来たホスピタリティ-が、美容師になった時に生きて来た。
現在のサロンでは、アシスタントと言う概念を外して、各々その担当でプロフェッショナルとして活躍してもらうようにしているそうで、スタッフを採用する際でのお金のかけ引きでは無い、技術や、コミニュケ-ションで価値観や、愛を育むようにしている。
本日は、メンズ、レディ-ス、2人のモデルさんをカットして頂いた。
メンズモデルさんは、スタッフの方で、北原代表がカットした後、ヘアスタイリングはモデルのスタッフさん自ら行うそうで、仕上がり感を見て下さいとの事で、続いてレディ-スのモデルさんに入って頂いた。
レディ-スのモデルさんは、「イメ-ジを形にする」をテーマに、今インスタとかでカットが上手と言うのは、私達技術者が見るのであって、インスタを見ている一般消費者は、「ヘアカラ-がキレイ」「私もこうなりたい」と言う、「キレイ」とか「可愛い」が重要であって、なりたい自分を探している。
昔はカットや、ヘアカラ-等は欧米から流行ってきたが、現在は韓国の流行を追っている傾向にあるそうだ。
カットし、アレンジは女性スタッフの方に任せて、この女性スタッフもアシスタントだが、アレンジがとても上手なのでスタッフの方がアレンジを行い、技術は終了。
最後に質疑応答を行い、アッと言う間に時間が経ち、武道館をヘアカット・ライブで満席にするという北原代表のカットテクニックと、講演に酔いしれた貴重なゼミとなり、拍手喝采で終了となった。
(通信 原田圭亮)