2019/11/21

令和元年11月20日 DHK協同組合ゼミ 高木吉之先生講演


令和元年11月20日、DHK協同組合(能登谷組合長)では、11月の協同組合ゼミとして、「ナチュラルヘアー あおいろかぶとむし」を経営している高木吉之先生をお迎えし、「1店舗スタッフ2名で月売上300万円の経営術」と言うテ-マで講演して頂いた。

高木先生は、中谷嘉孝先生のお弟子さんで現在全理連中央講師も務めており、本日はヘアサロンを営んでいる長野県安曇野より、本日この講演の為にわざわざお越し頂いた。


まずは自己紹介をして頂き、この理容業界に入ったきっかけは、調理師一家で育ったが、中学の頃近所の床屋に通ってて、客数で計算してみたら「これは良い仕事だ」と思い理容師になったそうだ。

千葉県出身だが、現在は長野県安曇野市に移住し、トレ-ラ-ハウスを利用し、理容室、美容室の2店舗を経営。


完全予約制の地域非密着を掲げており、半径100km圏内をタ-ゲット、カット料金は10000円頂いており、日本全国からわざわざ長野県安曇野まで来店されるお客様も多いとの事。

お客様は90%以上が女性のお客様で、カラ-をするお客様が多く、また医師、看護師さんが多いのが特徴で、技術は上手いのは当たり前、全ては逆転の発想で、予約を徹底している歯科医院に勝ちたいと思い、来店して頂けるよう寛いで頂き、様々なオリジナリティ-でサロンワ-クを行っている。

こだわりの珈琲、夏はかき氷、チャリティ-を兼ねて年に1回の24時間営業、ハロウィン、書初め・・・サロンに来られた際は、非日常をお客様に味わってもらいたく、季節感を出さない努力を心がけているそうだ。

ホ-ムペ-ジと、ブログのみをやっているそうで、ホ-ムペ-ジは「想いを伝え」、ブログは「共感を伝える」ツールであるとのお話しであった。


女性客にとって理容室は新しく映るそうで、蒸しタオルや、移動しないで座りっぱなしで全て終わる、と言う理容の強みを生かす事で、美容室では出来ない時間を過ごしてもらい、長野県安曇野と言う土地でも予約の取れないサロンとして繁盛店として成功していると言う、非常に勉強になったお話しをして頂いた。

最後に高木先生から「まだまだ発展途上なので、また皆様の前でお話しができるようもっと高めて行きます」と締めて頂き、講演は終了となった。


高木先生のお店のホ-ムペ-ジです。
https://aokabu.com/


(通信 原田圭亮)