2月3日(月)、アットビジネスセンタ-東京駅にて、dhk新春特別講演として、元ミス日本の吉野ゆりえ様にお越し頂き「いのちの授業」と言うテ-マで講演して頂いた。吉野さんは、5年生存率7%と言う肉腫(サルコ-マ)の「後腹膜平滑筋肉腫」という希少がんで、「がん」もひらがなで書く「がん」と、漢字で書く「癌」とでは意味合いが違うとお話して頂いた。
その闘病と並行して、知的障碍者の方達を教える為にブラインドダンスを立ち上げ、TV番組でダンスを指導するようになり、2番目の兄を亡くしていた事から、お母様に隠していた病名をカミングアウトする。その後、「5年後、私は生きていますか」のドキュメンタリ-番組を通じて、世間にカミングアウトする。吉野さんは自分が病名を告知する事により、日本には専門施設が無かった為、シンポジュウムを開いたりして、あらゆる活動を行った結果、日本にもやっと肉腫(サルコ-マ)の診療グル-プができた。吉野さんは、13回の手術を行い、8度の再発転移手術を乗り越え、現代に至っている。これは、神様が与えてくれた試練だと思い、そして使命だと考え、神様からの贈り物だと捉えるようになった。
本日80名の講演参加者は、熱気でいっぱいとなり、吉野さんの生きるパワ-を沢山頂いた。講演終了後は能登谷会長から吉野さんに花束が手渡され、拍手喝采で終了した。吉野様のご活躍を、これからもdhk一同応援しております。
出席者は夕刻よりの『東京本部新年会』会場へ異動した。
(通信:原田圭亮)