2016/07/09

平成28年7月8日 dhk夜間講師ゼミ&dhk協同組合ゼミコラボ企画「赤ちゃん筆の光文堂」


平成28年7月8日(金)、dhk東京ヘアモ-ドアカデミ-(能登谷会長)では、、赤ちゃんの髪の毛を使い一本の記念筆が作れる、赤ちゃん筆大手「光文堂」さんにお越し頂き、dhk協同組合とのコラボ企画として講習を行った。

 

また、dhkサロンの中でも、赤ちゃん筆の取り扱いの多い武藤栄一講師、大久保房徳講師の成功例等を交え、本日の講師ゼミを進行して行った。

「赤ちゃんはお腹の中で、外敵から赤ちゃん自身を守るため生えてくる毛、これを胎毛と言いい、胎毛は極細で毛先が尖っているらしく、一度毛先を切ってしまうと二度と同じ形状には戻らないそうで、その一生に一度の胎毛を記念の毛を筆にして残しましょう。」と言うお話しから講習へと入って行った。

まず私たち理容師が赤ちゃんの髪の毛を5〜6cm程度の長さにカットします。切った毛を大人の小指程度の束にし(毛束は多ければ多いほど良い仕上がりになる)、ティッシュで綺麗に包み、申込書と一緒に封筒に入れて投函し、1〜2か月程度で一本の筆として仕上がり注文頂いたお客様に手渡せるそうだ。

光文堂さんは「筆と言っても一生に一度の記念筆である。カタログ通りのものに仕上げて届けますのでご安心下さい。」とお話し頂き、また髪の毛の少ない赤ちゃんはご両親の毛を混ぜて作ることもできるそうだ。

そして、武藤講師、大久保講師からお話頂き、お二人のお店には常に赤ちゃん筆を作りに来店される方がいらっしゃるそうで、赤ちゃんを安心させ、スムーズにカットを済ませるために、タブレットを用意し、アニメ動画や面白アプリを使うそうだ。

お二人のお店のHPには赤ちゃん筆を作ったお子さんの写真がアップされており、HPを見て筆を作成しに来ていただける方、更に紹介で作りに来店される方も多くいらっしゃるそうで、二人とも揃えて言われていたのが、「親が安心して利用でき、お客様に喜ろこばれるように・・・」でした。

 今回の赤ちゃん筆を店舗で取り入れる事で、私たち理容師がお客様の為にできる事、喜ばれる事が増え、柔軟にお客様の思いを取り入れて行く事で、髪の毛を通じてお客様から信頼され、それぞれの地域にとって最も大切な理髪店になって行くのだろう。
今回、光文堂さん、武藤講師、大久保講師より赤ちゃん筆を通じて理容を通じてのお客様との関わり方を参考にさせて頂いた、素晴らしい講師ゼミとなった。


(通信 山崎慎一郎)