平成30年4月19日、DHK協同組合(能登谷組合長)では、4月の協同組合ゼミとしまして、現在dhk東京ヘアモ-ドアカデミ-会長であり、DHK協同組合組合長を歴任しております、能登谷博樹会長に新年度に向けた講演を行って頂いた。
まずは、ご自身の経歴に沿ってお話し頂いた。
能登谷博樹、昭和26年12月23日生まれ。父親の勧めで理容師になったが、理容師になった当初は面白みを感じなかった。
dhkに通い始め、競技に出会い、初めてこの仕事の面白みを感じ、各競技大会で優入賞し名を馳せ、昭和56年CMC世界大会で金メダルを受賞、同年全国理容競技大会第2部でチャンピオンに。
一旦競技を辞め、平成7年に競技に復活し、パリ国際大会からナショナルチームに入りし、「アメリカズカップ」「ソウルアリランカップ」にて金メダル受賞。
その後、国際大会審査員としても金メダルを受賞し、ナショナルチームトレ-ナ-として金メダル受賞に貢献した。
一方、サロン経営の方では昭和51年25歳でお店をオ-プンさせ、昭和56年に会社組織とし、現在の「株式会社能登谷」とした。
一時期は、10店舗までグル-プ展開を行っていたが大病をし、会社の規模を縮小。2008年に現代の名工を受賞、2010年9月には黄綬褒章を受賞。
現在は理容室2店舗、美容室2店舗、エステティックサロン1店舗の、5店舗でグル-プ展開を行っている。
能登谷組合長の経歴から、これまでの様々なお話しを聞かせて頂き、「仕事が上手い事が先決でなくてはならないが、仕事が上手いからお客様が来店されるとも限らない。それを踏まえて、まずは地域一番店になると言う事。お店も、家賃を極力0にする。頑張ってなるべく自己物件化した方が良い」と言うお話。
そして、「様々な支援措置を利用する事が可能となる、経営革新計画の承認を取得しましよう」とアドバイスを頂いた。
講演の最後には、参加者からの質疑応答が行われ、4月の協同組合ゼミは終了となった。
(通信 原田圭亮)