dhk東京ヘアモードアカデミー新潟支局(鷲尾支局長)では、9月10日(月)、新潟市中央区にあるデンカビックスワンスタジアム会議室で、「平成30年度第5回dhk新潟支局プロフェッショナル講座」を開催した。
当日は「酸性ストレートデザインセミナー」をテーマに、株式会社ヌースフィットの平尾仁彦氏による講習を開催した。
初めに、座学でグラフなどの資料を使い酸性、アルカリストレートの違い、酸性の還元剤GMT、スピエラの特徴、酸性ハイブリットの有効性などを説明した。
酸性ストレートは実際伸びるのか?仕上がりは大丈夫なのか?それを実証すべく、パーマをかけたウイッグを使い、チオ、スピエラ、GMT、ハイブリッドそれぞれをパートごとに塗り分け、会員皆でストレートアイロンを使用し仕上がりの違いを検証した。
ウイッグでは判りずらい部分もあったが、それでも明確な仕上がりの違いを感じた。
今日まで「酸性ストレートは伸びない」と感じていたが、GMTにはチオやチオシスでは不可能な酸性という特色をいかすことでダメージコントロールを可能にし、髪のトラブルを回避し髪質改善に繋げることも出来、毛先カールなどの新たなデザイン提案なども可能。
これによりメニューの多角化、例えば、プレミアムメニューとして高価格帯に設定することで他店との差別化ができ、営業にも貢献できるなど、参加者は各所で活発に情報交換を行った。
(通信 長部茂朝・佐藤史郎)