2019/10/12

令和元年10月11日 dhk夜間講師ゼミ・DHK協同組合ゼミ「田中トシオ先生講演」


令和元年10月11日(金)、dhk東京ヘアモ-ドアカデミ-(能登谷会長)では、DHK協同組合(能登谷組合長)との合同ゼミとして、世界理美容選手権金メダリストであり、エッセイストとしてご活躍中の、田中トシオ先生をお招きし講演して頂いた。

冒頭、田中先生の挨拶では「私がこの理容業界に入った頃は、この『dhk』と言う研究団体は憧れの会であった。特に、齋藤先生(齋藤孝名誉会長)はその当時この理容業界を広げるべく、様々なファッションイベントを行ったり、雑誌に載ったりと、私もdhkに入会したいと思っていた研究団体です」と挨拶を交え、講演に入った。

中谷人志先生に誘われ、CNCヘア技術集団に入会。若い時は、仕事が嫌で辞めたくなった時、実篤の言葉に救われた。


 HBTで、体力と精神力の限界をかけ、人生の計画表の立て方の重要さを学び、18年かけて日本チャンピオンになる事ができた。

その後は、理容の世界大会に挑戦し、日本の理容技術を世界に誇れるよう、世界大会で日の丸を掲げる事を目標に大会までの計画を立てた。


世界大会までの2年間、営業はスタッフに任せ、家庭も家族に任せ、外国人もモデルを雇い毎日トレーニングに励んだ。

そのトレ-ニングと、素晴らしいモデルさんに恵まれ、幕張で開催された世界理美容選手権で金メダルを取る事が出来た。

後半は、これまでと、今後の理容業界のお話しをして頂き、「今、様々な業種がAIの時代に向かっているが、私達は『デジタル』ではなく『アナログ』を見直して向かって行かなくてはならない。中途半端ではダメ。ちゃんとした技術を身につけて、今が良いではなく、将来の事を考えて・・・」とお話しして頂いた。

最後の締めに、約300枚あると言う「田中トシオ絵ことば集」から、本日は田中先生に絵ことば集数十点を厳選し、解説して頂きながら、私達理容師に対するメッセ-ジや、沢山のパワ-を頂いた。


田中先生から「dhkは永遠に・・・」とのメッセ-ジで、本日の講演を締めて頂き、拍手喝采で講演が終了となった。

 
 
 
※ブログのみ掲載
 

 玉川紀信講師(レディ-ス科科長)が、9月8日さいたま市西区に「nemaru (ねまる) 」をオープン致しました。開店祝いを能登谷会長より手渡されました。
 
 玉川講師、開店おめでとうございます☆

 


(通信 原田圭亮)