令和元年6月27日(木)、dhk富山支局(清水茂幸局長)では、高岡市の「ヘアーサロンふらっと」において「第6回サロン局講習」が行われた。
今回は射水市の理美容卸(株)モリタの紹介で(株)ロレアルの担当者をお呼びし、ヘアカラーの「イノア」の商品説明を行っていただき、支局会員をモデルに実践した。
「イノア」はヘアカラー剤のオイル配合率が約60%で、従来のヘアカラー剤は水が主成分であったが「イノア」はオイルが主成分であるらしい。
従来のヘアカラー剤は、髪表面をアルカリ剤に晒し、キューティクルを膨潤させることでアルカリ剤と染料を毛髪内部に浸透させていたが、「イノア」はオイルが髪表面に付着し、水とオイルが反発しあい、水はオイルから逃げ出そうとする原理で、水は逃げ場として親水性の毛髪内部へ効率よく浸透していくそうで、水に溶けた染料とアルカリ剤が毛髪内部へ押し込まれると言う事であった。
オイルによって、髪のダメージ要因のひとつであるアルカリ剤から保護され、オイルと水の反発でアルカリ剤と染料の浸透効率がUPし、アルカリ剤の量を最小限にできると説明して頂いた。
実際に染めてみるとしっかりと白髪も染まり傷みが少ない仕上がりとなった。
講習の最後に清水支局長より「傷みが少ない新しいシステムのワンランク上のヘアカラーとしてお客様に勧めてみてはどうでしょうか」と挨拶をいただき講習は終了した。
(通信 手丸勝人)